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「たまお、キミカVSふうた、ネネ10」
「よろしいですか?」
サヤが手を挙げて、
発言の許可を求める。
「なーに、サヤさん」
「さっき、先生は、
賢明くんの、
今回のテーマについて、
真カミサン伝説に限りなく近いものを選ばない
と負けるんじゃないかという質問に対し、
そうよ
と
肯定されましたよねえ。
でも、
私には、
山手線編には欠点があって、
とても真カミサン伝説に限りなく近い
とは思えないんですけど」
サヤの質問に生徒たちも頷く。
「ごめんなさい。
私が賢明くんの問いに、
そうよ
と
何の説明もなく答えたのが悪かったわね。
あのねえ。
賢明くんの真カミサン伝説に限りなく近いものとは、
真カミサン伝説じゃなくても、
真カミサン伝説の要件をほぼ充たしているもの
と理解して、
私はそうよと言ったの。
たしかに、
山手線編は欠点はあって、
真カミサン伝説だと主張しても、
ほとんどの人が納得しないと思うけれど、
今回のテーマだと結構面白いのよ。
特に後攻が有利で、
両者の力が接近している今回の対決ではね」
もとめは笑うが、
ほとんどの生徒は
まったく理解できていないようだった。
「ああ、そろそろ時間ね。
まあ、
今のは私の考えだから、
賭けはやめて、
この辺で話しはやめましょう」
もとめがそう言った後に、
最初にふうたとネネが現れた。




