「たまお、キミカVSふうた、ネネ8」
教室では、
考え込む生徒たちを前に、
もとめがひさめに質問する。
「ひさめさん、あなただったら、
何を選ぶ?」
「先生、ずるいですよ。
先生からお話しくださいよ」
「そうだぞ!」
ひさめの言葉に続いて、
みはるがそう言うと、
ひさめはみはるをとめなかった。
「そうねえ。
私だったら、山手線編かなあ」
「えー?何故ですか」
ひさめの問いに、
「理由は秘密。あなたはどうなの?」
もとめは笑って逆にひさめに訊く。
「私はひょうきんな仮面編ですかね」
ひさめは少し考えてから答える。
「賢明くんは?」
もとめの問いに、
「僕は雛祭り編です」
賢明はそう答えて笑う。
「僕はやっぱりアヤメ編だな」
みはるがそう言うと、
「あんたには訊いてないわよ」
ひさめが笑って言う。
「あとは、
ケンタくん、永久くん、サヤさんはどう?」
もとめが何故か笑いながら訊くと、
「俺もみはるちゃんと同じ」
ケンタが、
みはるの方を見ながら答える。
「私は、賢明くんと同じです」
「やっぱり、二人は怪しいなあ!」
みはるが、
サヤの答えを聞いてひやかすと、
「じゃあ、みはるだって、
ケンタくんと怪しいじゃない」
サヤが言い返すと、
みはるは顔を真っ赤にして、
「僕たちはゲーム仲間だ。
それだけだ!
別にやましいことはしてないぞ!」」
少しムキになって言ったので、
ケンタ以外は笑った。
「最後は永久くんね」
「じゃあ、うーん。
僕はもとめはまた死ぬ編」
永久の答えにみんなしーんとなる。
「いいのよ。
たまたま名前が同じだけだから」
もとめが少しイヤな顔をして言う。
「バカだな。永久は!
少しは考えろよ」
みはるがあきれたように永久を指さす。
ひさめが、
「バカのみはるだけには言われたくないわよねえ」
と、
永久の方を見ると、
かえってその言葉がイヤミに聞こえたのか、
永久は苦笑いするだけだった。




