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「たまお、キミカVSふうた、ネネ5」
「どうした?
たまお、想定外だったのか?」
みはるが大声を出して、
ひさめに、
また、
「静かにしなさい。
あんた何回言えば気が済むの、
次やったら、
退場よ」
と言われて、お尻をつねられる。
「ごめん。もうしないぞ」
みはるは俯く。
「たまおくん、
キミカさんどうしたんですか?」
ひさめが驚いた顔をしている二人に訊く。
「困っただすなあ。
僕たちも同じことを考えていたんだすよ」
たまおは、
わざとらしくみけんに手をあてて言う。
たまおがそう言うと、
ふうたが、
「しまった!
そういう作戦があったのか」
と、
ネネの耳元で囁いた。
ネネは黙って頷くだけだった。
「だすが、中身で勝負だすよ。
先に始めてくれだすよ」
たまおはそう言うと、
キミカの顔を見て、にたりと笑った。




