「たまお、キミカVSふうた、ネネ2」
時間が来ると、
ほぼ同時くらいに、
たまお、キミカ、ふうた、ネネが教室に入ってきた。
「さあ、じゃんけんだぞ」
みはるがわくわくして思わず、
小声でつぶやいてしまい、
ひさめに睨まれる。
みはるは右手を顔の前にあて、謝るポーズをする。
「では、
司会は私と永久くんでやります。
みはるがうるさいといけませんので、
私の横に置いておきますが、いいですか?」
「僕は置物じゃないぞ」
「異議なーし」
みはるを無視して、
ふうたがそう言うと、皆頷く。
「みはる、ここにきて大人しくしてなさいよ。
では、
私から見て右側にたまおくんとキミカ、左側にふうたくんとネネ、
それぞれ前に出て立ってください」
「いいだすよ」
「俺も」
「はい」
「私も」
4人はひさめの言われた位置に立つ。
「では、順番はどうしましょうか?」
予想どおり、
ふうたが、
「じゃんけんが公平だと思います」
と言う。
「たまおなんていうか...」
みはるがそう言いかけたとたん、
ひさめがみはるのお尻をつねる。
「いー」
みはるはもとめにも睨まれて痛いのを我慢して黙り込む。
「たまおくん、
キミカ、意見はありますか」
「僕もそれでいいだすよ。
キミカちゃんもいいだすな」
たまおがにやりと笑ってそう言うと、
たまおが、
ここで文句を言うと思っていたのか、
みはるやケンタだけでなく、
もとめたちまで驚いた。




