「合宿二日目とグループ分けのやり直し」
「えー、提案があります」
と
予定どおり、ケンタが手を挙げる。
「何でしょう?」
「グループ分けをやり直した方がいいと思います。
俺たちは知ってます。
今回のコンクールに出られるのは6人が限度だということを。
で、
既にみはるさんとひさめさんがカタロウ編で当確です。
そうすると、
残りは4人。
それなら、
残りの8人を二つに分けて競った方が合理的だと思います」
すると、
みはるとひさめ以外の全員が拍手をする。
「それは実は私も考えていました。
今の拍手を考えると、みなさん、それで異論はありませんね」
と
もとめが言うと、
「異論はないだすよ」
と
たまおがまた変な言葉を使いだした。
「何だよ。
また、その言葉に戻したのかよ。器用だな」
と
ふうたが言うと、
「優勝するためには、個性が必要だすからな」
と
たまおが腹を掻きながら言う。
「言葉はいいけど、
腹を掻くのとハナをほじるのはやめた方がいいぞ」
と
ふうたが言うと、みんな笑った。
「じゃあ、
早速、グループ分けしましょう」
と
もとめが言うと、
「あのー、
じゃあ、本当に私達は残るのが決まったんですね」
と
ひさめが当たりまえのことを訊く。
「ひさめ、余計なこと言うなよ。
もう決まったんだよ」
と
みはるがひさめのおでこを軽く指ではじくとみんな笑う。
「じゃあ、話しを戻しますよ。
どう二つに分けるのがいいと思いますか?」
早速、
キミカが手を挙げて意見を言う。
「えー、
第一グループは、
私とネネとサヤちゃんと永久くん、
第二グループ、
キモ男失礼。
ケンタくん、たまおくん、ふうたくん、賢明くんです」
すると、
「それは、だめだすな。
何故なら、
もし、第一グループが勝った場合だすな。
男が一人だけになるだすからな。
バランスが悪すぎるだす」
と
たまおがだす語で言うと、
「そうだ、そうだ、
女5人と男一人は、
絶対バランスが悪い」
「なあ、賢明」
「そうだな。
それはやっぱりバランス悪いな」
「先生はどうだすか?」
「そうね。
やっぱり、バランスは悪いわね。
いくらみはるさんが男らしいって言っても女子だもんね」
と
もとめが言うと、
ケンタたちが笑う。
「僕も反対だな。
美少女多すぎだよ」
と
みはるが自分を含めたつもりで言うと、
また、ケンタたちが笑う。
「他に反論あるかよ」
と
ケンタが言うと、
さすがのサヤも黙っている。
「じゃあ、
次、はい、賢明くん」
と
もとめは手を挙げている賢明を指名した。




