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「ネネVSひさめと永久5」
ネネは、
ひさめの言葉を聞いて少し考え込むと、
「負け!私の負けです」
と、
ここであっさり負けを認めた。
「凄いぞ、ひさめちゃん」
永久がひさめを褒めると、
すかさず、
ひさめは永久に抱きついて、
「永久くんが私の意図に気づいてくれたからよ」
と、
わざとらしいことを言う。
「あれで良かったんだ」
マヌケな永久はひさめにのせられて、
思わず喜ぶ。
「何か、
僕はひさめに騙されていたみたいだぞ」
「あんたがバカなだけよ」
「そういうもんか」
「みはるちゃん、
僕もすっかり騙されていただすよ」
「おお、たまお。
いや、たまお先生もか」
「そうなの?
たまおくん。
先行が強かっただけじゃないの。
たまおくんの話しだと
お互い五分ならそうなるんでしょう?」
「うーん、
僕はキミカちゃんにも騙されていただすなあ」
「そこー!
何ひそひそやってんだ!」
ケンタに怒鳴られて、
「ごめんなさい」
「すまんだす」
「ごめん」
3人は揃って頭を下げる。
「じゃあ、
僕たちに負けたネネちゃんには坊主になってもらおうか?」
永久が調子に乗ってそう言った。




