213/353
「ネネVSひさめと永久4」
ひさめの質問にネネは考え込む。
「ねえ、どうしたの?」
ひさめは答えを急がせる。
「たまお、いや、たまお先生、
何でネネが考え込んでいるだよ」
「おい、そこ、うるさいぞ」
「なんだと」
「あんたまだわからないの?」
キミカが今度はみはるの口をつねる。
「いててー」
みはるはそこでひさめにも睨まれて、黙り込む。
「どうしたの?ネネ?」
ひさめはネネを追い込むようにそう言う。
「必要条件はないと思うわ」
ネネは、
実はそこまで考えて山手線編を選んだわけではなかったので、
そう言うしかなかった。
「ええ、そうですか!
私の質問は以上です」
ひさめは質問をそこで打ちきる。
「えーと、
じゃあ、
俺も特に質問はありません」
永久も同じことを言う。
「じゃあ、ネネちゃん質問して」
「はい」
ネネに最初の勢いがないことは、
みはるやケンタでもわかるくらいだった。
「えー、
何で、
カミサン伝説から
はずすべき伝説に勘違編を選んだんですか?」
「邪心を持った人間の願いを
カミサンがきいてしまった伝説だから。
私は、
カミサン伝説に認定されるための必要条件は、
カミサンは
決して邪心を持った人間の祈りは成就させない
ということだ
と思ってますから」
ひさめは、
勝ち誇ったようにそう言った。




