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「たまおVSふうた、それとも」


 「みはる、

 あんたまだわかってないの」

 キミカが素早くケンタの後に回り込んで、

 みはるの髪を引っ張って、

 自分のところに連れてきた。

 「たまおくんも、

 そんなことやってると

みはるがまた調子に乗ってやられるわよ。

 ケンタくんも、

 けしかけないでよ」

 キミカがたまおとケンタを睨む。

 「すまんだす。

 ふうたが調子に乗ってるもんだすから」

 「わりい。

 ふうたが生意気で今度はオレがやる」

 「もう、暴力はだめ。

 やるのは、みはるが何かやらかしたとき、

私とキミカだけ」

 ひさめが二人を見ながら言う。

 「えー、喧嘩はここまでにして、

一つ、対決をしましょうよ」

 ネネが頃合いをみて、

一つの提案をする。

 「私からの提案です。

 ここで、対決しましょう。

 課題は、

 もし、

 今認定されている22のカミサン伝説で

一つはずすとしたらどの伝説にするか。

 それで、

 誰か二人を選んで、

 ジャンケンで勝った方が

先にそう思うカミサン伝説を選び、

 負けた方が、

 違うのを選ばなければいけない

というルールです。

 そうだ!

 たまおくんとふうたくん対決してよ。

 私見てみたいな」

 「面白いと思うけど、

 いきなり、

 たまおくんとふうたくんじゃ、

 明日以降のお楽しみがなくなっちゃうわよ。

 例えば、

 ネネと永久くんは」

 ひさめが自分の都合でそういう提案をする。

 「私はいいけど」

 「ひさめちゃん、俺一人じゃ、

 ネネちゃんに勝てないよ。

 勘弁してよ」

 「じゃあ、私も永久くんにつく。

 2対1ならちょうどいいんじゃない」

 「私はいいわよ」

 「俺もいいけど、

 ひさめちゃん大丈夫なの」

 「私は」

 こうして、

 ネネと永久とひさめのコンビが対決することになった。

 「ひさめのヤツも意外にしたたかだなあ」

 みはるがキミカにそっとつぶやく。

 「そうよ。顔に似合わずね。

 それから、みはる。

 今度何か思ったら、

 いつもみたいにバカみたいな大声ださないで、

 そうやって大人しく、

 あたしだけに囁けばいいのよ」

 「そうか、わかったぞ」

 みはるとキミカはひさめの方を見ながら笑った。



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