「やる気まんまん、ふうた、調子に乗る」
「じゃあ、
俺がこれから副リーダー
ということで、ネネちゃんよろしく!」
ふうたはいきなりそう言って、
立ち上がると、ネネに近づき無理矢理握手をする。
そして、
「では、副リーダーの俺から、
さっきの質問の続きです、
もう一度、訊きます。
サヤちゃんのまやかしとは何だったのでしょう。
リーダーのネネちゃんは当然わかってますね」
ふうたがやる気まんまんでネネに訊いた。
ネネはそっと耳元でふうたに回答する。
「大正解です。
じゃあ、たまお、こっちへ来い」
「もーう、偉そうだすなあ。
僕は言い出しっぺだすよ」
たまおはそう言いながらも、
ふうたの耳元で答えを言う。
「正解」
「大正解と正解でどこが違うだすか」
「顔!」
ふうたが自分の鼻を人差し指であげ、
豚鼻のようにした後、
たまおを指さしたので皆笑う。
「はいはい。僕はトン面だすからな」
たまおは何故か怒らなかった。
「なんだよ、たまお、ふうたのヤツ、
副リーダーになって生意気だから、
蹴り入れちゃえよ。
それとも、
クビにするか?」
みはるがまた余計なことを言ったので、
ひさめにおでこを今度は思いっきり叩かれた。
「あんた、黙ってなさい。
で、答え言えるの?」
ひさめが凄い形相でみはるを睨んだので、
「わかりました。
もう黙ってます...」
みはるの声は丁寧になり、だんだんと小さくなる。
「はい。
じゃあ、ひさめちゃんはどう?」
ひさめもわかっていたようで、
ふうたの耳元で答えを言う。
「はい、大正解!」
「また、大正解だすか!
不愉快だすな。
ケンタも負けずに答えに行くだすよ」
「じゃあ、俺も」
ケンタもたまおに促されて、
ふうたの耳元で答えを言う。
「正解」
「男は正解か?
むかつくな。
コイツ、でも、今のうちだからな」
ケンタがたまおに何か合図をする。
「じゃあ、俺も」
「じゃあ、補欠だけど、俺も」
「じゃあ、私も」
永久、賢明、キミカも
あっさり答える。
「やっぱり、
バカなのはみはるちゃんだけか、
あっはっはっ」
ふうたがバカ笑いすると、
「今回はいいだすよ」
「俺がひさめちゃんとキミカちゃんから守ってやる。
やっちゃえ!」
たまおとケンタに肩を叩かれたみはるが思いっきり、
ふうたのスネを蹴る。
「いたあ」
「ざまあみろって言うんだ!
僕をバカにするからだ」
「みはる!」
ひさめがみはるを叩こうとすると、
みはるはケンタの後に隠れたのだった。




