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「再び教室で」


 「さあ、他はどうかなあ」

 ふうたは、またさっきの質問に対する答えを促す。

 「はーい」

 キミカも何故か永久みたいに手を挙げると、

 ふうたの耳元で何か囁く。

 「ピンポーン、

 うーん、結構問題簡単だったかなあ」

 「何よ!

 あたしのこともバカにすんの」

 「ふうた、調子に乗ると」

 たまおがふうたのおでこをデコピンしたので、

皆大笑いした。

 「たまおは暴力ふるっていいのかよ」

 「僕とふうたの間だけは例外だすよ。

 こいつ完全に調子に乗ってるだすよ。

 みはるちゃんは絶対だめだすよ」

 「大丈夫、

 あたしとひさめで何かあったら、

 丸坊主にするから」

 キミカが痛そうなふうたと、

 うつむいたみはるを見て楽しそうに笑う。

 「キミカちゃんとひさめちゃんが

残ってくれてよかっただすよ」

 「いいから、質問の続き、わかった人」

 今度は少し考え込んでいたネネが、

 ふうたの耳元で答える。

 「さすが、ネネちゃん」

 ふうたはネネには甘い。

 「ネネちゃんはやっぱり別格だな」

 永久もひさめのイヤがるような余計なことを言う。

 「なんかイヤな感じ!」

 「そうだぞ、ふうた。

 おまえら怪しいな」

 「みはるは何でも怪しくするな」 

 永久がそう言うと、皆笑う。

 続いて、

 ひさめがネネに負けじと、

 ふうたの耳元で何か囁く。

 「正解」

 「ひさめちゃんも鋭いだすなあ。

 うーん、

 これは結構いいメンバーかもしれんだすな。

 ケンタを除けば」

 「てめえも調子に乗ってるぞ」

 ケンタがたまおにデコピンする。

 「あー、やっちゃたぞ」

 「えー、

 今のは俺の分のお返しということで、

 1回見逃します」

 ふうたが笑って言う。

 「ふうた、これ以上やると、

今度はケンタが危ないだすから、

もう種明かしするだすよ」

 「そうだぞ!」

 ふうたは、

 たまおとみはるの言葉を聞いて頷くと、

 「じゃあ、正解を言います。

 サヤちゃんは、

 多分、

 はずすべきカミサン伝説を迷っていて、

その時間稼ぎに

例のカミサン伝説に認定されなかった人喰いの像編の話しを

うっかり話してしまったんだよ」

と、

 答えを言った。

 「なんだ、そんなつまらないことか」

 「難しく考えて損したぞ」

 「で、ふうた、それはわかったけど、

 まやかしって何だよ?」

 「それはだすなあ」

 たまおが横から答えようとした。




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