「みはるの珍答?」
みはるはもとめにそう言われると、
何かふっきれたように、
壇上にあがる。
「あー、
もう、みはるは短気だすからなあ」
たまおが頭を抱える。
「いいか。話すぞ。
でも、違っていても絶対笑うなよ。
いいな」
みはるはやはり自信はないようだった。
「僕が気づいたサヤのまやかしは二つだ!」
みはるがそう言うと、
ふうたがちらっとたまおの顔を見てにやりと笑う。
たまおはこりゃダメだと思い、また、頭を抱える。
「まず、
一つは、
サヤは人首酒編をこれまで真カミサン伝説だ
と言っていたのに、
今日になって、
突然、
あれは真カミサン伝説ではない
と言いだしたのはまやかしというよりインチキだ!
矛盾だ。
な、そう思うだろう!」
みはるの発言にみんなシーンとなったが、
ひさめだけが必死で頷いていた。
「おー、ひさめはわかってくれたか。
ころころ意見を変えるのはまやかしだよな。どうだ?」
しかし、
ひさめ以外はそっとみはるから視線をそらす。
「ダメか?ダメなら、ダメ。
いいならいいって言ってくれよ」
みはるはその場の雰囲気でわかっているクセにそう訊いたので、
ひさめがやむなく、
「そこは、ひとつの見解だから、それでいいのよ。
で、問題は次でしょう。
次!
みはる、がんばって」
そう言って、
早く次へ話しを移すよう促した。
「そうか、それはOKなんだな!
じゃあ」
みはるの笑顔に、
たまおはまたまた頭を抱えた。




