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「必死のみはると坊主がイヤな永久」
「みはるちゃん、がんばれよ。
そう難しく考えないでいいんだよ!」 永久が自分はさもわかってるかのような発言をする。
このとき、
ひさめは永久が理解しているものだと思いこんで、自分の提案を諦めた。
もとめは、
永久に注意しようと思ったが、
あの程度ならしょうがないし、
永久にも副リーダーとしての責任が出てきた
と勘違いしてやめた。
実は、
永久自身は、
まったく理解していなかったのだが、
とにかく丸坊主がイヤなので、
ああいうことを言ったのだった。
「みはる、がんばって!
正解なら二人が補欠になるように、
私がもとめ先生に頼んであげるから」
と、
ネネまで何故かみはるを応援した。
ふうたは怖いみはるがいなくなるので、
このままでいいと思い、
たまおは、
みはるどうにか答えてくれと心の中で祈っていた。
キミカと賢明は余裕だったので、
にやにやしながら、
必死で考え込むみはるを見ていた。
「さあ、後5分よ。
キミカさんはもう答えたから、
もし、わからないなら、わからない、
わかったのなら、その答えを言いなさい」
もとめは、
みはるを脅してるのか、
応援しているのか、わからない微妙な言い方をした。




