「女子の自己紹介」
「また冗談よ。本当に喧嘩しちゃだめよ。
次は女子の番でね。
じゃあ、南皮みはるさんよろしく」
今年の準ミスみはるが登場する。ショートカットに170センチ近い高身長でボーイッシュな目鼻立ちの整った美少女だが、どっちかというと女子に人気があるという感じの少女である。
「1組の南皮みはるです。よろしくな。」
「それだけ。まあ、男らしくていいかな」ともとめが言うとみんなが笑う。
みはるもなんかそれを狙った感じでにやけている。
「じゃあ、神風ひさめさんお願いね」 やや小柄で和風の美少女が現れた。去年の準ミスである。造りは小さいが目鼻立ちは整っており、着物が似合いそうな感じである。
「2組の神風ひさめでございます。趣味は読書と映画鑑賞でございます。よろしくお願い申しあげます」
「うーん、何か言葉使いが固いというか、高校生らしくないわね。緊張してるのかなあ」ともとめが言うと笑いがおこる。
ひさめの顔も真っ赤になり、
「すいません。言葉使いは勉強中です」と頭を下げる。
「じゃあ、打田サヤさんお願いね」
セルフレームのピンクの眼鏡をして、いかにも勉強ができそうという感じの少女が登場した。知性的な顔立ちだが、他の四人と比べるとおちるかもしれない。 「同じく2組の打田サヤです。将来はもとめ先生のように東大に入りたいと思います。よろしくお願いします。」
「えっ、私が東大出身ってなんで知ってるの。それともみんな知ってるの。」と訊くとみんな頷く。
「そんなの常識だす」とたまおが言うとみんな笑う。
「でも、東大なんて、まあ、やめましょう。じゃあ、岸川ネネさんお願い」
去年のミスオンシラーズが登場する。さすがに、ミスオンシラーズに選ばれるような美少女である。ハーフのような整った顔立ちに大きな瞳、そして、バランスのとれたプロポーションは抜群である。
「1組の岸川ネネです。趣味は水泳。勉強はちょっと苦手。よろしくね。」と言うと、もとめが何か言う前に、
「水泳?水着になっちゃうの」とふうたが大声で言ったところをケンタにはたかれ、笑いがおこる。
「コメントはふうたくんが言ってくれたので、最後に鶴丸キミカさんお願いね」
今年のミスオンシラーズである。160センチくらいのちょうどよい身長に服の上からでもわかるグラマラスな肉体とは対照的に幼いが整った優しい顔立ちの美少女である。
「えー、2組の鶴丸キミカです。よく中学生に間違えられるのがイヤです。私も永久くんと同じでゲーム好きです。といっても携帯ゲームですけど、よろしくお願いします」
「女子でゲーム好きは珍しいわね。これで、簡単な自己紹介はお終いね。集合場所は後で連絡するけど、それまでに各自知っているカミサン伝説を集めておいてね」
最初の研究会は自己紹介だけで終わった。




