「補欠選び始まる!」
教室では、
もとめ以外の生徒が時間前から待っていた。
そして、
時間ちょうどにもとめが現れる。
「じゃあ、
司会はネネさんと永久くんね」
もとめは一言だけ言うと、
後に座る。
「では、私と永久くんとで、
女子の補欠を一名選びたいと思います。
よろしくお願いします」
ネネが挨拶すると、
「えー、
僕が今回の補欠選びの司会をやらせてもらいます」
と、
永久が事前にネネに根回ししていた、
たまおに言われたとおりに司会役になる。
「で、女子の補欠は、
キミカちゃん、
サヤちゃん、
みはるさんの3人の中から選びます。
事前に聞いてると思いますが、
念のため、
方法を確認します。
キミカちゃんとみはるちゃんは、
昨日の賢明の話しの弱点を
短い時間で指摘してもらい、
サヤちゃんには、
人首酒編の論評をしてもらって、
それを聞いて、
みんなで選ぶ。
そういうことでよろしいですね」
と、
永久が、
3人に訊くと3人共頷く。
「ただ、
僕からの提案ですが、
それだけだと一方通行なので、
3人に対し、
1回だけ、
6人の誰かが質問できることにしたい
と思いますがいかがでしょうか」
と、
永久が突然そう言いだすと、
予定どおり、
キミカとみはるが、
「えー」
「そんなのありかよ」
と
それぞれいい、
サヤは、
「私はそれで結構です」
と言った。
そういうサヤの発言に対し、
いつものみはるらしく勝ち気に、
「サヤがそうなら、
僕もそれでいいよ」
と
意見を変えたので、
永久が、
「じゃあ、
過半数の賛成ということで、
僕の提案どおりでキミカさんもいいですね」
と言うと、
キミカは予定どおり頷いた。




