「たまおの作戦会議」
たまおの部屋にみはるたち4人が揃うと、
「まず、ひさめちゃん、
みはるちゃんを後から羽交い締めにしてくれだす。
僕はまだ怖いだすから」
と、
いきなり、
たまおがそう言うと、
「何だと...」
みはるがそう言いかけた瞬間、
ひさめが後からみはるを羽交い締めする。
「みはる、
たまおくんに逆らったら、
どうなるか、わかってるの」
「そうだよ。みはるちゃん、
補欠になれなくていいのか」
永久もひさめの言葉に同意すると、
「悪かった。
たまおさん、よろしくな」
みはるもおとなしく従う。
たまおはひとつため息をつくと、
「いいだすか。
びっくりしないで聞いてくれだす。
女子の補欠は、
みはるちゃんとキミカちゃんの二人にするだすよ」
「何だと?」
「しー」
「はい」
「昨日の夜、
ふうたに相談しただすよ。
ふうたは頭一番いいだすからな。
そうしたら、
僕の昨日の作戦だと、
サヤちゃんが勝つと言うだすよ。
ふうたは。
理由は難しいので省略するだすが、
そのとおりだと、
僕も考え直しただす。
だば、
みはるちゃんを補欠にしないと、
ひさめちゃんも、
永久も丸坊主だし、
僕もケンタに怒られるだすよ。
もちろん、
みはるちゃんもかわいそうだすよ」
「丸坊主だけは勘弁してくれ」
「お願い」
永久とひさめは頭を下げる。
「僕も頼む」
みはるもそう言う。
「だば、どうするか、
ふうたに聞いたら、
キミカちゃんと二人なら、
どうにかサヤちゃんに勝てるというだすよ」
「そうなのか」
「そうだす。
だすが、いいだすか。
これからが重要なんだすよ。
ケンタにも秘密だすよ。
アイツは顔に出るだすからな」
たまおはそう切りだして、
自分の作戦を3人に話した。




