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「3人だけの秘密」
ふうたの部屋でたまおが話していると、
キミカがこそっとノックをして入ってきた。
「うわー、ラッキーだす」
たまおがにやっと笑うと、
「ど、どうしたの?気味悪い」
「たまおにバレちゃったぞ」
「えー!
黙ってて!
お願い何でもしますから」
キミカが頭を下げると、
たまおとふうたはにやりと目を合わせる。
「このままだと血みどろの争いごとになるから、
ちょっと妙案が」
と
ふうたが機転をきかせて、
たまおの作戦どおりのことを話していた。
たまおは、
ふうたの部屋を出ると、
いきなり、
「何やってんだ」
と
みはるにつかまった。
「何でもないだすよ。
これから僕の部屋で作戦会議だす。
ひさめちゃんと永久だけつれてくるだすよ」
「ケンタくんは?」
「後でいいんだす。
その理由ちゃんと説明するだすよ。
とにかく早くしないと
大変なことになるかもしれないんだす」
たまおがそう言うと、
みはるは、
「わかった。頼んだぞ」
と言って、
永久をそっと呼びだしてから、
ひさめの部屋に向かった。




