「密談2」
「どうした?
たまお、疲れた顔してるぞ」
ふうたの部屋にノックもしないで、
入ってきたたまおをふうたが心配する。
「眠れなかったんだすよ。
心配で。
みはるはバカだすから、
うまくいく自信がないんだすよ。
それに、
ひさめちゃんとネネちゃんの関係も心配だす」
たまおは、昨日、話し忘れた、
賢明から訊いたひさめとネネの永久を巡る問題をふうたに話した。
「みはるがうまくできなくて、
ネネちゃんとひさめちゃんで意見が別れたら困るということか?」
「そうだすよ。
永久とひさめちゃんは丸坊主がかかっているから必死だすが、
そんなこと、
ネネちゃん知らないだすからなあ。
多分、
ケンタはみはるがドジった場合、
おもしろがって、
永久たちの坊主姿を見たくなって、
キミカちゃんに寝返るかもしれないだすからな。
そうすると、
ネネちゃん、ふうた、ケンタと
僕と永久とひさめちゃんで意見が別れて、
結局、リーダの意見で、キミカちゃんだけになるだすよ。
おー、怖。
そうすると、
僕があとでやられるんだすよ」
「ケンタはそうかもな。
で、その後で、
みはるが、
「何で僕がバカなの知ってて、あんな作戦教えたんだ」
なんて、
オタクに文句を言って、
それに、
おもしろがったケンタが、
みはるの味方をしたフリして、
オタクがさらにやられるかもな」
たまおの心配に対し、
ふうたも同じことを考えた。
「だから、
助けて欲しいんだすよ。
そのためには、
キミカちゃんには、
僕からも頼むだすから、
キミカちゃんとふうたで
僕の作戦に協力して欲しいんだすよ」
と、
たまおは頭を下げて、そう言った。




