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「ケンタの部屋で」


 みはるとひさめは、

 ふうたの部屋に行ったが、返事がなかったので、

 ケンタの部屋に行った。

 ドアをノックすると、

 「開いてるぞ」

 ケンタの声がしたので、

 ひさめが、

 「おじゃましまーす」

と言って部屋に入ると、

 ケンタと永久が携帯ゲームをやって遊んでいた。

 「たまおかふうたかと思ったよ?

 どうしたの?二人で神妙な顔をして」と、

 永久が訊く。

 ひさめもみはるも、

 まさか、

 この二人だけだとは思っていなかったので、

 びっくりしたが、

 「実は、

 みはるがたまおくんとふうたくんに土下座して

謝りたいって言うんで、付き合ってきたの」

 ひさめがそう言うと、

 「アイツらに土下座なんていいよ」

と、

 ケンタが言うと、

 永久が、

 「でも、

 暴力はケンタだけにして欲しいよな。

 なんて、冗談。

 で、あの二人なら、

 だいぶ前に、

 賢明の部屋に今日の結果を話しに行ったけど、

もうとっくに話し終わってるんじゃないかな?

 ここに戻って来ないところを考えると、

自分の部屋に戻ったんじゃないか?」

と言う。

 「それが、二人ともお留守のようで」

と、

 ひさめが答えると、

 「なら、もうすぐここに来るだろう。

 ここで、待ってればいいじゃない。

 そうだ!

 4人でやった方が面白いゲームがあるから、

 あいつら来るまで付き合わない?

 ゲーム機はあいつらのが、

 そこに置いてあるから、

 それ使えばいいから」

と、

 永久が、

 4人でゲームをやりたくて、

 ひさめとみはるの二人に勧める。

 「僕でもできるのか」

と、

 みはるが訊くと、

 「簡単、簡単、やろうぜ」

と、

 ケンタも乗り気になって、

 たまおのゲーム機のスイッチを押して、

何か操作をすると、

 みはるにやり方を教える。

 永久も同じように

ひさめにゲームのやり方を教えたのだった。


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