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「みはるのいじめの理由?」
「いーい。みはる。
もとめ先生が
明日も私たちを集合させた理由理解できる?」
キミカの問いに、
みはるは首を傾げる。
「そーう。みはるじゃ無理か」
「無理だとわかってたら、
意地悪しないで、
全部、話してくれよ」
「わかったわよ。いーい。
多分、明日、残りの四人から、
補欠を一人か二人選ぶわよ」
「補欠を!」
「そーう」
「じゃあ、また誰かはずされるのか」
「そうねえ。
そういう含みを持たせて、
悪く言えば、
脅しをかけるということ、
みはるみたいに調子に乗らないように!」
「僕のせいか」
「半分以上ね」
「ああ」
「でも、
チャンスはあることになったからいいじゃない?」
「僕は無理だろう?」
「まあね、
でも、
たまおくんとふうたくんをいじめなくなれば
チャンスはあるはずよ。
あのさあ、
こうして話していると素直なのに、
何で、あの二人だけをいじめるんだ。
多分、何か、理由があるのよね」
と、
キミカが訊くと、
みはるの顔が何故か真っ赤になった。




