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「敗者にもチャンス?」



 賢明の部屋では、

 賢明がサヤの怒りを抑えた後、

 「でも、

まだ、チャンスはあると思うよ。

 君は多分無理だと思うけど」

 言ったので、

 また、サヤが怒りだした。


 

 みはるの部屋では、

 キミカが、

 みはるに

 ひさめが問題になりそうなことを説明していた。

 「いーい、

 もし、賢明くんが今回選ばれてたら、

ひさめで問題なかったの?

 でも、永久くんが選ばれたから問題なのよ?

 これで、わかる」

 「だから、

 僕は頭が悪いっていってるだろう。

 じらさないで、

 はっきり説明してくれよ」

 「ダメ!

 あんたの頭と性格を直してもらわないとね。

 これから、

 大事なときに、

 今日みたいな調子じゃ困るのよ」

 「うーん、頭はなあ」

 「だから、

 人に頼らないで考えてみなさいよ。

 今ヒントをあげたのよ」

 「うーん、じゃあ、永久か」

 「そうよ。で、何故、そう思った?」

 「もーう、めんどくさいな」

 「ダメ!答えなさい」

 「えーと、

 ひさめが永久のことを好きだけど、

 賢明はどうでもいいから」

 「もうちょっとね」

 「またかよ。

 うーん、ひさめは賢明のこと、

 どうでもいいと思ってるからか」

 「ダメ、足りない!

 じゃあ、

 何故、

 ひさめが永久くんのこと好きだと、

 問題だと思ったのよ」

 「それは、簡単だぞ。

 永久がひさめを相手にしてないないから、

 あいつ、

 ああ、そういうことか」

 「わかったの?」

 「と思うぞ」

 「永久がネネを好きだからだろう」

 「惜しいわね。

 永久くんはネネのことは相手にしてないわよ」

 「そうなのか?

 じゃあ、何で問題なんだ」

 「もーう。

 ひさめが

あんたみたいなこと考えているからでしょう」

 「そういうことか。

 誤解したひさめがやきもち妬いて、

 トラブルになるんだな!

 なんだ、

 簡単なことじゃないか」

 「あんた、

 いつも最後はそれじゃない。

 簡単なことなら自分で考えなさいよ」

 「わるかったぞ」

 みはるはそう言って、

 キミカに頭を下げた。



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