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「賢明とサヤともとめ、それぞれの思惑」


 賢明は予想どおりという感じで、

どうサヤを攻撃しようか考えていた。

 自分の得意な話しで戦ってきたのが、

 予想外だが、

 弱点は知り尽くしているので、

 問題はどうやって攻めたら、

 その弱点をみんなに理解させることができるか、

 その攻め方で迷っていた。

 賢明としては、

 攻め続けることで、

 あの話しの弱点を晒して、

 少なくとも真カミサン伝説とは断言できないと、

 サヤに認めさせる作戦だった。

 


 一方、

 サヤは、

 自分がした話しの弱点を知り尽くしている賢明が

攻撃しまっくてくることを当然予想していた。

 だから、

 攻撃より防御を重視していた。

 どう賢明の執拗な攻撃をうまくかわして凌ぎきるか

を考えていた。

 サヤの作戦は、

 賢明の得意な話しをわざとして、

 賢明に執拗にいくつも攻撃させ、

 それをうまくかわすことによって、

 賢明の鋭いという印象を弱めておいて、 

 自分の攻撃の番で、

 逆に、

 賢明の話しの弱点を一撃して逆転する作戦だった。



 もとめは、

 最初の考えを変え、

 それほど、

 人選は心配していなかったが、

 二人の話を聞いて、 

 今は賢明か永久がベストで、

 サヤは避けたいと思うようになった。

 サヤの性格が、

 チームワークを乱すようなイヤな予感がしたからだ。


 

 そして、

 あっという間に時間が過ぎ、

 賢明とサヤの対決のときが来た。


 

 賢明サヤ以外の生徒はそのまんま教室で、

 たまおとふうたの話しを聞いて盛り上げっていたが、

 賢明、サヤ、もとめが時間をはかったように現れたので、

 静かになった。



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