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「サヤの真カミサン伝説3」
サヤはみんなの驚いた顔を見ると、
「続けますね。
貧乏な家の子は二人の姉妹を見ると、
ぶるぶる震えて泣き出しました。
妹も、
「ごめんなさい。ごめんなさい」
と誰に謝るでなく泣いたのでした。
意地悪な姉は、
泣いている二人を見て嘲笑うと、
「全部これはあんたたちのせい、
バチはあんたたち二人にあたるからね」
と言って、
二人にツバを吐いたんです。
そのときです。
それまで泣いていた妹が
姉の持っていた包丁を素早く奪うと、
まるで人殺しに慣れているかのような手つきで、
姉の首の頸動脈の辺りを切ったのです」
サヤはここまで話しをすると、
また、
驚くみんなの顔を見た。




