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「賢明のカミサン伝説5」


 賢明はサヤが戻ってきたところで、

 「サヤちゃん、タイミングいいなあ。

でも、無理しないでいいよ」

 サヤの意図に気付いて、わざとイヤミを言ったが、

 「ありがとう。心配してくれて」

 サヤも負けずにイヤミったらしく、お礼を言う。

 賢明はサヤの態度を見て、にやりと

笑うと話しを始めた。

 「じゃあ、もうすぐだ。

えー、

 タロウが鍵を見つけた次の日、

 公園に遊びに行くと、

 背の高いおじさんがおなかを押さえて、

苦しそうにしていました。

 タロウは、

この人を助けてあげようと思い、

 「おじさん、おなかが痛いの」

と訊きました。

 「坊や、ありがとう。

持病ってわかるかな。

たまに、

こうして、

おなかが痛くなるんだ。

でも、しばらくすれば、

直るから心配いらないよ」

と答えました。

 タロウは、

 「おじさん、いいものあげるよ。

これただの布に見えるけど、

 カミサン、カミサンと声をだして

この布に向かって祈りながら、

 心の中でおなかがもう痛くなりませんようにと願うと、

 布の上に不思議な像が見えてくるよ。

 そうしたら、

 もうおなかが痛くなくなるよ。

 でも、

 本当に心から祈らないとダメだよ。

 それから、

 すぐ、見えた像を磨いて、

 その像と布を困った人にあげないとダメだよ。

 そうしないと、

 カミサンのバチが当たるから」

 その像と布のことを詳しく説明したのでした」

 賢明はそこまで話すと何故かにやりと笑った。





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