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「賢明とサヤの対決前夜」
たまおとみはるは、
賢明とサヤの説得に成功したことをケンタたちと、
もとめに報告した。
報告を聞いてもとめが一番喜んでいた。
もとめの提案で、
対決は明日の午前10時から、
話しが1時間づつ、
休憩を挟んで、
午後から1時間討論、
休憩を挟んで投票
ということになった。
投票できるのは、
ケンタ、ふうた、ひさめ、キミカ、ネネの5人。
それで、
過半数の3人をとった方が残りの一人で、
過半数をとれなかった場合は、
永久
ということになった。
たまおとみはるは
早速そのことを賢明とサヤに話しに行った。
「じゃあ、わかった」
「私は部屋に戻るわ。
お互いがんばりましょう」
「じゃあ、いくだす」
「僕も行くぞ。二人ともがんばれよ」
こうして4人は別れた。
賢明は3人が出ていくと、
早速、作戦を考え始めた。
チャンスは充分あると思っていた。
サヤはサヤで作戦を考え始めたが、
サヤの方が賢明に手の内を見せていたので、
悩みは多かった。
たまおとみはるは
ネネとキミカのところに報告に行き、謝ったが、
二人はもう諦めていたのか、
意外にあっけらかんとしていたのだった。




