「みはるとたまおの作戦」
ひさめをケンタたちの部屋において、
たまおとみはるは、
たまおの部屋で今後のことを考えていた。
「ああは言ったものの、ややこしくなっただすな。
ひさめちゃんが辞退したから、
賢明もサヤちゃんも諦めただすからなあ」
「うーん、白紙に戻すしかないか」
「あと、
ネネちゃんはインチキだすし、
キミカちゃんにバレたら大変なことになるだすから、
すぐ、
話しに行けば納得はするだすな」
「よし、まず、ネネに話しに行くぞ」
たまおとみはるはキミカと話していたネネを呼び出し、
ひさめの約束が白紙になったことを話すと、
ネネはあっさり納得し、
さらに、
このことは他の誰にも口外しないよう二人に頼んできた。
「次はもとめ先生だすな」
たまおの提案にみはるが頷き、
二人はもとめの部屋に行き、
たまおがもとめにすべての事情を話した。
二人が訪問したときは、
もとめの顔は暗かったが、
二人の話を訊いて一気に明るくなった。
「でも、
あの二人にはどう説明したら、
いいかしら」
もとめが今度は悩みだした。
「先生、考えてくれるだすか」
「うーん、
私も考えるけど二人も考えて」
もとめは少し自信がないので、
そう言うと、
「わかっただす」
と
たまおは頷いたが、
みはるは、
「僕の頭じゃ無理だから、
たまお頼んだぞ」
と言って、たまおの肩を叩いた。
この頃、
サヤは賢明に話していた。
「多分、三人衆とみはる、永久くん、ネネに決まりね」
と。




