表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

123/353

「サヤの信じる真カミサン伝説について」


 「あっけないなあ。

 その後日談が一番面白いだろう。

 なあ」

 後日談まで聞かされていたみはるが笑って言う。

 「じゃあ、時間もないから、調子の悪いとこ悪いけど、

サヤさん今の話しが真カミサン伝説である理由を話してください」

 もとめはまたイヤミな言い方をした。

 「はい。

 この話しは後日談をカットすると

たいした話しのようではないようですが、

私は後日談こそ余計だと思います。

 私が今お話しした、カミサン伝説こそ、

真カミサン伝説なのです。

 それは、

 この話しが、

カミサン伝説であるための要件をすべて明示しているからなのです。

 つまり、

 この話しの結論をまとめると、

 1,カミサンは存在する。

 2,カミサンを信用しない人間には、

  一切、カミサンはかかわらない。

  つまり、カミサンのバチはあたらな

  い。

 3,邪心を持って、カミサンを信じて

  祈るとバチが当たる

 4,祈りやバチの実現及び内容はカミ

  サンが決める。

ということです。

  そして、今回の話しでは、

カミサンが実際にバチを与えたか否かは明かに

 せず、むしろ、上記、4つの要件をこ

 の話しで明示しているのです。

  これは他の話しにない点です。

  また、例えば像の出てくる話とか、

 あるものを伝説の前提としていないことが重要なのです。

  そして、この話しがこういう構成で

 できているのは、この話しこそがカミ

 サン伝説の原典であり、真カミサン伝

 説であるからなのです」

 と

 サヤは力説した。

 「何言ってんだか、わからないよ。

 僕にもわかりやすく説明してくれよ」

 みはるは少しむかついた顔でそう言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ