表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

111/353

「サヤの信じる真カミサン伝説18「人首酒」編」


 「そうだ?

 サヤちゃんがこの話しを選んだ理由がわかったよ」

 ふうたが言うと、

 「ちょっと待ってね」

とだけ言って教室を出ていった。



 ふうたはたまおを連れて戻ってきた。

 目やにがついていて、寝ていたようだった。

 「ごめんだす。

 ちょっと頭が痛くてだすな」

 言い訳を言ったが、

 サヤたちには仮病だということがバレバレだった。

 「すまんだす。続けてくれだす」

 サヤは、

 にやりと笑うと話しを再開した。

 「こんな嘘くさいカミサン伝説が

22番目に認定された理由について、

 カイミヤマが

 「実は理由は二つ。

 一つは、

 最近事件が起きなくなって忘れてるかもしれないけれど、

 この話しがネットでもっとも話題になった際、

 別々の日に、

 何十人もの東大生が行方不明になって、

その中の数人が首無し死体で発見されたこと。

 もう一つは頭のよくなる酒がネットで販売されて、

 実際効果があったという噂が流れたこと。

 ただ、

 販売した人間は今も特定も逮捕もされていない」

と簡単に言ったのです。

 「ああ、

 もう1年くらいになるかなあ。

 東大生首無し殺人事件と言って、

ニュースで話題になったなあ。

 そう言えば、

 結局、

 犯人捕まってなかったなあ。

 日本人はすぐ忘れるから。

 私もだけど」

 ジュウロウが言うと、

 「先生はすぐ人の首切りますもんねえ」

 カイミヤマが笑って、ジュウロウをからかったのです。

 「人聞き悪いこと言わないでくれよ。

 あくまで、小説の中だけ。

 あまり人の首切りすぐれたから、

 今はコメディ作家だ」

 ジュウロウがおどけて感じで話すと、

他の3人が爆笑しました。

 その後、また、

 コワコワクエーが

 「でも、マネしないんですかね」

と言うと、

 「カミサン伝説では邪心を持って行うと、

 バチが当たるという話しが多いので、

 カミサン伝説をマネする人はいないんですよ。

 なんせ、

 カミサン伝説を信じてこそ、

 マネして意味あるわけだから」 

 マスターが言うと、

 「おー、マスターも頭がキレるね」

と ジュウロウがおだてると、

 「どこかの本に書いてありました」

 マスターが正直に言ったところを

 「そこがマスターのいいところだし、

金儲けの下手の所だよ。

 でも、そういうマスター大好きだよ」

 コワコワクエーが言ったので、

みんな、また、爆笑したのでした」

 サヤが一息ついたフリして、

 周りを見ると、

 賢明を除く自分のチームやみはるは相変わらずあくびをしていたが、

 たまおとふうた、

 そして

もとめの目は何か考えているようだったので、

 退屈な長話で油断させる作戦は失敗だった

 サヤは内心思っていた。 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ