「サヤの信じる真カミサン伝説17「人首酒」編」
サヤは中には
あくびをしている生徒がいるのを承知で話しを続けた。
「私は、何本か見ましたよ。
B級ホラーというところですね」
と
マスターが言うと、
「私はDVDまで見てないが、
パクり方が足りないんだろうなあ」
と
ジュウロウが笑いました。
「私も見てないなあ」
と
コワコワクエーが言うと、
「次回は鑑賞会でもしますか」
と
カイミヤマが冗談で言うと、
「それもいいですねえ」
と
マスターも言って、
「流す分にはいいでしょう」
と
ジュウロウが本気にして言うと、
「冗談ですよ。酒のつまみにもなりませんよ」
と
カイミヤマが笑いました。
「そうそう、酒と言えば、
人首酒というカミサン伝説がありましなあ」
と
マスターが言いだす。
「ああ、東大生だか
とにかく頭のいい生きている人間の首を切断して、
なんとかという酒につけて、
毎日、一回、カミサン、カミサン、カミサンと祈って、
一月後から少しづつ酒を飲み、
なくなるまで飲み干すと、
頭がよくなるという話しでしたっけ」
と
カイミヤマが言いました。
「樽みたいなのがないと生首は入らないでしょう」
と
マスター言うと、
「マスター挑戦してみたら」
と
コワコワクエーが冗談で言うと、
「私バカに見えます。ははは。
それより、そんなことで警察に捕まるのはごめんですよ」
と
笑って言いました。
すると
「死んだ人の首だとどうなるのかあなあ」
と
ジュウロウがボソッと呟きました」
「コワコワクエーが
「さすが、ホラー作品の大家恐ろしいねえ」
と言うと、
マスターがにやりと笑って、
「実は、例のぞっとする酒は
モルトの樽に死んだ人の首を入れて作ったんだよ」
と
冗談のようなことを言いました。
「だったら、髪の毛や脳みそが口に残りそうで、
うえー」
と
ジュウロウが凄く気持ち悪そうな顔をしました。
口の中の酒をもどしそうになるくらいでした。
「だめですよ、
ホラー作品の大家がそんなことでびびてっちゃ」
と
今度はカイミヤマが笑っていいました。
「いやー、書くのと想像するのじゃ違うんだ」
と
ジュウロウは頭を掻きながら苦笑いして言いました。
「話しは戻りますけど、
よくそんないかにも嘘くさいカミサン伝説が信じられ、
実際、カミサン伝説に認定されましたね。
22番目で、一番新しいんでしょう」と
コワコワクエーが言いました」
サヤはここで一息つくと、
みはるが、
「何だよ!
ここから話しをすればいいじゃないか!
長すぎ。
頭がいいんだから適当にはしょればいいんだよ」
と
文句を言ったが、
サヤは、
無視して話しを続けようとした。




