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「ケンタの部屋で」
「何だよ、サヤの話し」
みはるはアクビをしながらそう言った。
「不気味だすな」
「どこがだ?」
たまおの言葉に、
みはるが言い返す。
「違うだすよ。
話しの内容じゃないだすよ」
「ああ、そうか。
何故、あんな話しを選んだのか不気味だってことか」
と
ふうたはがう。
「ああそうか、
たまお、
ごめん、僕は本当バカだなあ」
と
みはるはたまおに頭を下げる。
「いいだすよ。
僕の言い方が悪かっただすから」
「もうそのへんにしろ」
ふうたはそう言うと、
「まだ、話しは半分行ってないぞ。
はっきり言って、
何故、
22番にしたのかよくわからない。
でも、
自信はありげだよな」
と
たまおの方を見る。
ケンタが
「俺たちを疲れさせる気じゃないか」
と
一言いう。
「そうだすかもなあ。
だから、
長い話しを選んだだすな。
あっちはは、
あの話しの
長所も弱点も知ってるから、
こっちが疲れると不利だすなあ」
「汚いな。
サヤの奴」
たまおの言葉にみはるが怒ったように言う。
「なら、こうしようぜ」
ふうたが一つの案を出した。




