不幸と踊れ (ハードラックダンス)
???
暗い洞窟で目を覚ます。
ウラ:「ここは…あぁ、また来ちゃったのか」
ウラはため息をついて立ち上がり奥へ進む 迷いもなく一直線に。
しばらく奥へ進む 湿った洞窟には水がたまりピチャッピチャッと音を立てている。だがその音は消え一つの門を見つける
ドン ドン ドン ドン
門をたたく すると奥から唸り声と低い声が聞こえる
??:「また力を欲するカ?」
ウラ:「今回は違う」
??:「力を食ラウのだ」
ウラ:「いやだね、意地でもアンタは使わない」
??:「戻ったとコロでまた忘レる。」
ウラ:「言ってられるのも今のうち」
そう言ってウラは洞窟を後にする
目を覚ます
ウラ:「…行かなきゃ」
ダストタウン 玄武
IA:「いやっふぅぅぅぅ!」
巨大なハンマーを振り回しながら空を飛び回る ハンマーを一振り、また一振りとするたび玄武の周りでは不可思議な現象が起こる
足下は陥没し砲台は暴発、巨大な足は突っかかり動けなくなっていく。それを楽しそうにケタケタ笑いながらIAは玄武を見る
IA:「どうだい?不幸の味はよぉ!」
玄武:{GUOAAAAAAAAAAAAAgaaaaa!!!}
玄武は一斉に砲撃を始める。もはやただの天災と化したそれは周りの【敵】を排除するべく手段を選ばないようだった
IA:「怒った怒った!だったらこっちも本気だぜ?」
IAはハンマーにはめたサイコロを取り出し投げる
IA:「to days unlucky Number99!」
サイコロは回り始め遙か上空へ消える
そして空には【99】の数字と共に紅く光り始める
【運命的確率のナンバー】
これはアサとIA、2人が共有するとあるゲームを元にしたイメージである。 1~100までの数字の中数が低ければ低いほど良いことが起こり、高ければ高いほど悪いことが起こる
そしてその結果がもたらす事象を操ることが出来る正しく【ギャンブル】を表すイメージなのである
IAは紅く染まった空へ手を伸ばす それにこたえるように空の中から無数の稲妻と渦を巻きながらいくつもの竜巻が降りてくる
IA:「アハハハ吹き飛べえぇぇぇ!」
アサ:「あいつやり過ぎだ 俺らまで吹き飛ばす気かあの馬鹿!」
アサ:「To days Lucky Number1!」
すると地面には巨大な1の数字のが現れダストタウンを包み込むほど大きくなる玄武は体が突然浮き上がり周りには白と金が混じったローブのようなものがその町にいる者に羽織られる
ゴミが宙を舞いどす黒い竜巻と紅い稲妻に打たれ宙に浮いた体はなすすべなく切り裂かれるそれはまるで世界の終わりである
ダストタウン 入口
デバッカー班の隊員:「ダメですこれ以上入れば巻き込まれます!」
ダストタウン入口ではローズ連絡からの連絡を受け派遣されたデバッカーと会議室にいた4人がいた
バルカン:「このイメージ!!この威力!!意外とやばいことになっておるなぁ!!」
ガハハと笑いながらその光景を見ている後ろから呆れたような声が聞こえる
??:「これだから脳筋ダルマは…」
バルカン:「そう言うなマレー!見てみろこれを!」
マレー:「いやでも見えるわよ!その中に入れないから今困ってるんでしょうが!」
そう怒鳴ってもう1人の男に怒鳴る
マレー:「アンタもなんか言ったらどうなのよ。一応リーダーでしょアンタ」
それでも男はなにも言わない
すると小さい少女がてくてくと走ってくる
??:「みなさーん解析が進みました!ただいま玄武と未登録の能力者同士の戦闘が起こっているようです。」
マレー:「ありがとー!」
そう言ってマレーは少女に抱きつく
??:「離してください!ポポ怒りますよ!それに子供扱いはやめてと言ってるじゃないですかー!」
そう言ってジタバタする少女をマレーは渋々と離して話を続ける
マレー:「まぁそれはいいとして…これがカメと人の仕業だって言うの?」
バルカン:「いいねぇそいつと殺り会ってみたい!」
マレー:「アンタねぇ…」
言葉を続けようとしたとき解析班の隊員から報告が入る
解析班:「報告!外部からの通信!」
マレー:「いったい誰から?」
解析班:「スター・チュウ元大隊長からです!」
それを聞きバルカンが目つきを変える
バルカン:「繋げろ!今すぐにだ!」
解析班:「は、はい!」
ザザザザーという音の後通信がつながる
チュウ:「聞こえてるか!?」
バルカン:「今どこにいるんですか!」
チュウ:「ダストタウンの中だ!詳しいことはまた後だそれより今俺は動けない要件だけ言う!全力でウラという少女の保護と玄武の討伐を要請する!」
そう言うと通信は途切れた
マレー:「なぜわざわざ保護と討伐の要請を」
??:「あの人が連絡をよこすくらいマズい状態なんだろう」
先程まで喋らなかった男が口を開く
??「要請を受理する!突入するぞ!」
デバッカー班:「了解!」
??:「バルカン、お前も来い」
バルカン:「判った、だが俺は先にチュウの兄貴の方へ向かう」
バルカンは拳を合わせ構える
バルカン:「3・2・1突入!」
そう叫び嵐の中へ入るその後へ続いてデバッカーが突入する
バルカンは瓦礫さえも気にせず突き進むその体の周りには蒸気機関車が映っていた
IAは結構お気に入りのキャラです(ΦωΦ)