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Program Miss WORLD   作者: SAN値直葬
8/9

幸運を力に 不幸を蜜に

遅くなりました(..;)

ズガアアアアアアアアアアアアン

周りの建物をなぎ払いながら玄武は暴れ回る飛んでくる瓦礫を避け下へ潜り込む、もはや攻撃の隙もない。

一瞬の隙が命取りなそんな中、ウラは考えていた

ウラ:(どうする どうすればいい 考えろ チュウは今動けないはず あれは使えない 逃げる体力も無い)

だんだんとたまっていく疲労と全身の痛み その痛み以上の頭痛の中ただひたすら動いている。すると瓦礫に足を取られ体勢を崩す

ウラ:「やばっ」

グオン!!

その音のすぐ後、宙を舞う瓦礫と一緒に身体が宙を舞う

ウラ:「ぐっ!」

グシャッという鈍い音を立て地面にたたきつけられる 辛うじて生きてはいるが動くことも出来ず口から血を吐き出す

ウラ:「うぐっお”ぇ(カらダがイタい)」

仰向けになり空を見る

巨大な要塞の空を覆うほどの弾幕と宙を舞う瓦礫はウラに何処か懐かしい何かの景色を思い出させる

ウラ:「…懐かしいかも」

ウラは何かを諦めたかの様にため息をつく

ウラ:「……眠るなら布団の上がよかったな」

ゆっくり目を瞑る

??「ウラちゃーん!大丈夫かー?」

??「嬢ちゃん起きな!」

目を開ける 

ウラ:「…にげなかったの?」

アサ:「借りがあるからねぇ、返さないと取り立てられちゃうから。少しだけ寝ておきな」

アサはニコッと笑みをこぼし瓦礫の影に運ぶ

IA:「おじき、くるぜ」

玄武は目の前の何かを見て足を止める。

本来ならとどめを刺しているはずの標的がまだ生きておりそれどころか二匹増えたからである

アサ:「さーてと…女神様は微笑んでくれるかねぇ」

IA:「地獄の悪魔が笑うかもな」

アサは手に持った何かを投げる。サイコロだそれもただのサイコロではない。1から100まで書かれた丸いサイコロを1個 転がっていったかと思えば数字が上空へ映る

【001】

数字が表示され手元に戻ってきたサイコロは大きな箱になりアサは何かを取り出す

アサ:「今日は運がいいねぇ」

それはリボルバー1丁と弾丸1つ

目の前の巨大な的へ引き金を引く。その弾丸は玄武の背にある要塞の城壁を大きく削り取る。

玄武:{GUOAAAAAAAAAAAAA!!}

予想外の出来事 玄武はなにが起こったか判らずに砲撃を放つ

アサ:「ヒュー…これが暴走かな?確かに制御は出来なさそうだねぇおじさんの肩イかれちまうよ」

アサは反動で肩を抑えており砲弾を避けられない…いや避けようとしない

アサに向かってくる砲弾は的外れな方向へ飛びIAの方向へ向かって行く。しかしそれを軽く弾いてIAはつまらなさそうにアサを見る

IA:「おじきぃ、初っ端から飛ばすなよぅ」

アサ:「いやぁまさか相手の攻撃を受け流すおまけ付きとは。」

IA:「どうだった?」

アサ:「嘘ではなかったってところかねぇ」

呑気に話してはいるがまだ攻撃は続いているアサはもう一度サイコロを手に取り放り投げる。

【50】

アサ:「IA半分打ち落として後放置で大丈夫」

IA:「へいへい」

空中で突然砲弾が爆発するが残っている砲弾があり向かってくるがこれも軽く弾き返す

さながらバッティングセンターのような光景である

すると砲撃がピタッとやみ玄武の巨大な体は宙を舞いこちらに飛んでくる

アサ:「こーれはチョートきびしいかなぁ…と言うわけで頼むよ」

IAはニィッと笑い前に出る

IA:「ナンバーは?」

アサ:「99」

アサは数字を見せてサイコロをIAに渡す

IA:「いいねぇ、いいねぇ!」

IAは手に持っているハンマーにサイコロをはめる

IA:「さぁ!ダンスの時間だぜぇノロマァ!!」


ハンマーのドクロは笑い始める



ギャンブルはしたことないけど人生がギャンブルみたいなもんだし楽しもうと思う(ΦωΦ)


次回「不幸と踊れ(ハードラックダンス)」

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