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Program Miss WORLD   作者: SAN値直葬
3/9

チェイスと 出会いと 時々ナイフ

ねむねむぅ(つд`)

曇った空と湿った空気


曇った空に暗い街を一人の少女が歩いている

??:「ここらへんだと思ったんだけどなぁ 何処にいるんだろ」

少女はなにかを探しながら町中を回っている

そんな少女を追いかける一人の男

タヌキ:「あっ!見つけましたよ~お嬢!さぁとっとと帰りますよ!」

そう言って男は少女につかみかかるが少女は華麗にヒョイッとそれを避ける

??:「来るのが早い!タヌキは山に帰ったらどうなの」

タヌキ:「それ結構傷つきますねぇ、と言うかお嬢連れて帰らないと減給されんですよぅ」

??:「うるさい!このロリコン!」

そう言って少女は町中を駆けていく

タヌキ:「ロリ!?それは聞き捨てならねぇですよお嬢!あっt待て!

そう言いながら男も街を駆ける



ウラの寝床


ウラはいつもどうりの朝を迎える

ウラ:「ごはん取りに行かなきゃ」

いつもどうりの大きいカバンを持ち同じ荷物を持ち寝床を後にする。

チュウ:「ウラー!おはよう!」

寝床を出てすぐの道チュウが話しかけてくる

ウラ:「おはよう」

チュウ:「そういやぁ、朝変なものを見たぞ」

いつものゴミ山に向かう途中チュウが思い出したように話し始める

ウラ:「変なもの?ばぐとか?」

チュウ「いやそうじゃなくてな?なんか叫びながら逃げるちっこい娘っ子とチャラチャラしたサングラスしてる兄ちゃんが追いかけっこしてるっていう」

ウラ:「なにそれ、こわ、と言うかチーちゃんからしたら誰でもちっこいんじゃない?」

チュウ:「兄貴と呼べ!あとちゃんってなんだよ!」

そんな話をしながら歩いていると前方から見慣れない二人の男女が歩いて来る

男はタバコをくわえながらこちらに話しかけてくる

もう一人の女の方は顔にモニターの様な物があり顔文字が映し出されている

男:「チョートいいかなそこのお二人さん」

女:「(。・∀・。)ノ」

ウラとチュウの二人は身構える

女:「(;・д・)」

男:「おいおい落ち着けって、戦う気はないしなんならやり合ったところで勝てん」

突然のことに二人は顔を見合わせて疑問符を浮かべている

チュウ:「じゃぁ何のようだ!と言うか誰だ!」

男「あれ?名乗ってなかったっけ?」

男は女のほうを見る

女:「( -_-)」

女は呆れた顔文字を表示しながらうなずく

男「ありゃっおじさんとしたことが名乗るのを忘れていたとは。」

女:「o(`ω´*)o」

女はぺしっといい音を立てて男を叩く

男:「いでっ強いって、まぁ気を取り直しておじさんアサって言います。」

そう言ってニコッと笑った後に女のほうを指差して言う

アサ:「ほんでこいつが俺の相棒のIA」

IA:「(≧∇≦)b」

チュウ:「まぁ名前は分かったが目的は何だ?こんなところまで来て」

チュウが二人に質問する

アサ「いやぁお恥ずかしい話し二人とも逃げてきたんだよねぇ」

ウラ:「誰から?」

アサ「デバッカーから」

チュウ:「お前らなにしたんだよ」

デバッカーとはバグを処理したり違法に【program】を使う者を取り締まる政府公認の武力を使う警察のようなものである

基本的に【program】に制限は無いが許可なく武力を行使したりすると取り締まられてしまう だが余程のことをしなければそんなことにはならない

アサ:「かくかくしかじかで身を守ろうとしてたら被害が大きくなっちゃって」

IA:「(*^^)」

アサ:「いや悪かったって、そういうわけで家を探しているんだよねぇ」

IA:「(´;ω;`)」

アサとIAは顔を見合わせてため息をつく

チュウ:「しかしなぁこの辺りはデバッカーの見回りも時々くるしやめた方がいいぞ?」

チュウがそう言うとアサは落胆した

アサ:「まぁ予想はついてたけど」

IA:「(´pωq`)」

二人を見ながらウラが言う

ウラ:「だったら寝床、くる?」

三人は驚いた様子でウラを見る

アサ:「いいのかい!?」

IA:「(;・д・)」

チュウ:「いや、たしかにお前のところでなら安全だろうがお前はいいのか?」

ウラはコクリとうなずく

ウラ:「もーまんたい、なんかあってもなんとかできる」

チュウ:「まぁそれならいいが」

アサとIAはウラの手を握って喜ぶ

アサ:「いやぁありがとう!自分で言うのも何だがこんな変なのを受け入れてくれる人がいるとは!」

IA:「ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ」

ウラは二人の勢いに目を回す

ウラ:「じゃあ今日は早めに帰る」

チュウ:「おう!気をつけて帰れよ!」

そう言ってチュウと別れてウラの寝床へ向かう三人



アサ:「ちょーとまったお嬢ちゃん」

ウラ:「どうしたの?」

アサ:「この先って危険区域じゃないの?」

IA:「((((;・д・)))」

二人がおびえた様子でウラに聞く

ウラ:「そうだけどよく分かったね」

アサ:「そりゃぁこんだけ近づくなっていうオーラ放ってる場所にこればねぇ!おじさん持たないよ!」

IA:「(||゜Д゜)」

ウラ:「だいじょうぶ、そのかわりはなれないで」

そう言いながら三人はウラを先頭に危険区域を進んでいく

ウラの寝床にしている場所は過去の事故以来バグがその場に集まりコロニーを作り出した場所でありまともな人間なら絶対に近づかない場所であるそんな危険区域の奥に隠れるようにウラの寝床がある

アサ:「そこら辺バグだらけなんだけど」

IA:「(°ロ°; 三 ;`ロ´)」

ウラは呆れながら二人を見る

ウラ:「落ち着いて、襲われても守るしここらへんは弱い奴しかいない」

アサ:「嬢ちゃん前!前!」

目の前には犬の形をした骨と肉がむき出しになっているバグ

IA「ヽ(^.^;」

アサ:「あぶねぇ!」

ウラを庇おうとアサが前に出るしかしウラは落ち着いた様子でアサをどかす

ウラ:「じゃま、あぶない」

そういってナイフを持ち、脚に力を入れ一気にバグと距離を詰め脳天をナイフで一突き

一瞬でバグは塵になる

ウラ:「だいじょうぶ?」

IA:「(°°;)」

アサ:「(・_・;)」

ウラ「アサ、うつってる 早く向かうよ」

こうして三人は足早に寝床へ向かった



ウラの寝床


アサ:「やっとついたー!」

IA:「(´Д`)」

二人は地面にへたり込む

ウラ:「おつかれ きょうはもう寝よう」

そう言ってウラはぼろぼの布団とマットレスを引っ張ってきた

アサ:「わざわざありがとうおじさん感謝感謝」

IA:「(o゜▽゜)o」

ウラ:「いいから早く寝て 明日も早い」

アサ「じゃぁ御言葉に甘えて」

IA:「(つд`)」

ウラ:「うん、おやすみ」

そう言って自分の布団へ向かう 荷物と上着を投げ着替えるのも忘れて少し汚れて糸のほつれた枕に顔を埋めて溺れるように眠りについた


??:「あのヤンキータヌキしつこいのよ!それにしても静ねぇここは、もう周りも暗いしとりあえずここで寝ようかしら」

そう言って少女は一件のボロボロな家に入るそしてそのまま玄関で寝転び目を閉じる

??:(ぜったい、見つける それまでは絶対に帰らない)

静かな夜 月は雲の後ろから透けている 


ねむi スヤァ(´ー`)

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