やっぱりまだ恥ずかしい
もがきながらも書き上げた短編集が先月発売されまして。
今月作家デビュー3周年です。
来月はなろうデビュー4周年ですよ!
で。今ごろやっぱり恥ずかしくなってきちゃってます。
さすがに庭に穴を掘らなくてもいいかもしれない……とは思い始めましたけど。
あああ、やっぱり気恥ずかしい〜〜。
私、書籍化作家に向かないと思うんですよ(まだ言ってる)。
どうしたらいいの、これ。
コミカライズまで決まっちゃいましたし。
「やったー!」という気持ちもありますよ。
同時に「いいのかな?」とも思ったりして。
もちろん念願だったのですけど、何をするにもおっかなびっくりです。
何事にもトライ&エラー。やってみてちょっとおかしいな、こうじゃないなと思ったら反省して落ちこんで。
次はもうちょっと上手くやれないか、頑張ってみる。転職したばかりの頃を思いだします。
ただコミカライズは自分が頑張ればいいってものでもないしね?
私にできることは、ひたすら邪魔にならないようにしているしかないのでは?
自分の作品を手放す勇気も大切なんだなーと学習している所です。
書くのは楽しいですし、読むのも楽しいです。
なろうで素敵な文章に出会うと、ホクホクした気分になって、「私にもこんなの書けたらなぁ」って創作意欲が湧きます。
こう……読むと書きたくなっちゃいますよね。
私がやっているのはエネルギーの循環なのです。
決まりきった日常、毎日の生活をただ同じように送っていると、いつのまにかよどんで、澱のように溜まる何かを吹き飛ばすために。
生きている上で吐き出される熱量のようなものを作品にこめて、ぐるぐるかき混ぜて放出する。
読んだ作品からもらったエネルギーを、またいい感じに自分も誰かに渡していく。
清涼剤というか潤滑油というか、そうすることで何か色んなものが、回り始めて動き始める。
なろうを知る前と後では、知った今の方がずっといいですね。
いつも歩く道からもう一本別の道に入ったら、まったく違う世界がある。そんな驚きに似ています。
創作者さんの書く動機、本作りに携わる人たちの真摯な想い、物語を受け止める読者さんの考えや人生。
そんなものに不意に出会える。
いつもの道をただ歩いていたら、きっと全然気づかなかったでしょう。
出会いがあるから面白いですね。
いや、でも本当に恥ずかしい……人見知りの感覚に似ています。
隠れたいよぅ。(i-i)
まぁほとんどはなろうのすみっこで、ちまちま書いてじっとしています。





