最近、絵を描いている
最近、自分の小説のキャラクターたちや、他の作家さんの作品にファンアートを描いている。
家族の中で絵が一番うまい人間は私じゃない。
「ネリア描いて」と頼んでも描いてくれないけれど、バランスや配色にアドバイスをもらえるのはありがたい。
キャラクターの表情が描ければ満足で、服装や背景にはあまり関心がない。
手描きにコピックを使い、薄い色をちょっと重ねる。
デジタルを使えばもっときれいになるけど、エンドレスになるからやらない。
ささっと塗ってスマホで写真を撮ってアップして終わり。
ヘタでも伝われば雰囲気が伝わればそれでいい。
やってみると小説を書くのもイラストを描くのも、あまり変わらない。
アウトプットするやりかたが違うだけで、思い通りにかけなくて「うう……」と唸るのも同じだし、頭の使い方や肩の凝り方まで似ている。
そう、どっちも疲れるんだけどね。
絵でも文章でも、手を動かしていくとキャラクターに命が宿る。それが好き。
AIが描く絵はとてもきれいだけど、いくら眺めてもセリフをしゃべりださない。
絵は見せるだけで色んなことが伝わる。
これは便利。
ただし誰かを笑わせようと思ったら、絵よりも文章の方がいい。
絵で笑わせるのはきっと大変だ。