書き続けるために体のメンテナンスは大事です
以前の職場で風邪ひいたら、上司に言われました。
「体調管理も仕事のうちだよ」
知るか!感染症なんじゃ!このパワハラ上司!
でもまぁ、休むとかえって仕事がたまったりしますから、体調管理には気をつけています。
このご時世ですから、私も毎日コロナやインフルエンザの患者さんに接しています。やってるのはマスク着用とこまめな手洗い、それに患者さんと話した後、お茶を飲みます。
飛沫感染ぐらいなら、どんなウィルスも胃に流しこんで、胃酸で消化しちゃえばいいんですよ。お茶を飲みましょう。ゴクゴク。
で、今回は小説を書き続けるための、体のメンテナンスのお話。連載を抱えていると完結させる責任もありますからね。
勢いよくガーッと書けるうちはいいですが、長時間続けていると体にも不具合が生じます。
・連載を始めたばかりの時……まず腕が痛くなりました。
長時間腕を持ちあげる姿勢を続けたせいですね。腕の角度やキーボードの位置を変え、マウスパッドもクッションつきのを購入しました。
・書籍化作業に慣れない頃……目をやられました。
目をやられる……これ、ドライアイとかそんなものじゃないです。
中医学的に目と肝臓は密接な関係があり、目に負担をかけると肝臓にも負担がかかります。体を壊すほどではないですが、ふだんは出ない痒みがでたり、怒りっぽくなったりと精神的にもきつかったです。
対策としては漢方薬を飲み始めたことと、それまで窓際のテーブルにパソコンを置いて作業していたのですが、昼間でもカーテンを閉めて照明をつけ、室内の明るさを一定に保つようにしました。長時間見ますから、パソコンのモニターも目のことを考えて買い換えました。
寝る前のホットアイマスクは欠かせません。ぐっすり眠れるんですよー。
・肩こり、腰痛対策。
朝起きたら、1kgの軽いダンベルで肩や肩甲骨まわりの筋肉をほぐします。猫背対策のストレッチもします。冬は肩や首のつけねにベタッとカイロ貼っちゃいます。風邪予防にもなりますよ。
ずっと座っていると腰を痛めるので、骨盤をフォールドしてくれるタイプのクッションを買いました。
あとは指圧や鍼灸などプロの方に調整をお願いします。つい我慢しちゃう性格なので、釘を刺されました。
『体が動かなくなる前に、来てください』
ハイ、気をつけます(汗
・脳の血流を良くしよう。
小説を考えるのは脳みそです。十分な栄養を与えるには血流が大事。ウォーキングや運動、お風呂なんかで血行をよくするのは気分転換にもなりますしね。作家さんが体鍛えだすの何となく分かります。
・ひたすら脳を休める。
現代人、ふつうに生活するだけで脳を使いすぎな上に、とくに小説書いている時はフル稼働です。仕事として続けていくなら、いかに休むかも大切です。もしも思考がグルグルしだしたら……。
『何も考えるな、寝ろ!』
脳を休ませましょう。
体調を崩しやすいのは書籍化作業進行中の大変な時より、発売直後のホッとしたタイミングが多いので、あまりその時期に予定を詰めこまないこと……でしょうか。
勢いだけで走り抜けられるなら、その方がいいです。
・めまい、動悸がしたら強制終了。すべてほっぽり出して休みます。うん、しかたない。
あと何かアドバイスするとしたら。
『決して後ろを振り返るな!』
……でしょうか。自分の書いたものを後から読み返して、穴掘って埋まりたくなっても。
あちゃーな事をやらかしたとしても。
反省はしても後悔はするな!
ひたすら前に突き進みましょう。
そのうち何とかなります。
書く辛さよりも、書けない辛さの方が勝ります。
書き続けたいなら、体は大事ですよ。





