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とりあえず何か書く  作者: 粉雪@11月1日コミカライズ開始!


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読者さんから教わったこと その③

読者さんの感想は十人十色、みなさん自分の言葉で書いてくださるので、拝見するだけでも楽しいです。


たまに書籍の方で初見の読者さんから「期待せずに読んだら面白かった」とお言葉をいただき、不思議でした。


コメントはそれだけで「面白かった」はいいとして、「期待せずに」とはいったい……としばらく謎でした。


ところが、ある日雷に打たれたように「こういうことか!」と腑に落ちました。


その日出かけた先で、私はごく普通のレストランに入り、ごく普通の定食を注文しました。


たいして期待もせずに食べ始めたところ……めちゃめちゃ美味しかったのです!


お肉はジューシィで柔らかく、それでいてうまみもあり、つけ合わせサラダの野菜はシャキシャキで、ドレッシングもまた絶妙な味加減。


そのレストランは見た目がごくごく普通だっただけで、とても美味しい料理を出す店でした。


私は感動しました。


「やー全然期待してなかったのに、めっちゃ美味しかった!」


その時にようやく気づいたのです。


(『期待してなかった』のに『面白かった』……あれは私がレストランで食事した時みたいな感動を、わざわざ伝えてくれてたんだ)


本の感想なんて普通は書きません。


たまたま偶然目について手に取った本が、読んでみたら面白かった。驚いた。


そういう気持ちを素直に表してくださったのでしょう。


(そっか、思わずひと言書いちゃうぐらい、めっちゃ面白かった……てことか!)


小さくガッツポーズです。


その頃はまだ3巻を出したばかりでしたから、その気づきがとてもうれしくて。


何気ないたったひと言でも、作者にとってはそれが支えになることもあるのです。


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