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とりあえず何か書く  作者: 粉雪@11月1日コミカライズ開始!


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読者さんから教わったこと その②

私は読者さんとのやり取りも楽しみながら書いているため、「こういう話が読みたい」というリクエストにも気軽に応じています。


お話が降ってくるかはその時しだいですが、ポロッと出てきた話が意外と良いこともありますし。


で、その時も新しい読者さんに「読みたいお話があれば言ってくださいね」と、いつもの調子で声をかけたのです。


そのお返事。


「先生、読者というものは何が読みたいというより、むしろ作者様には振り回されたいのです!」


(あ、そうなのね)


読者さんから教わったこと、その②。


読者さんは振り回されたい。


それからしばらく、「振り回すとはいったい……」と考えこんでしまいました。


(絶叫マシーンみたいなものだろうか……)


あくまでイメージですけど。


読者さんの思いもつかないところから振り落とされたいし、地表スレスレを駆け抜けるスリルや、時にはギシギシというレールの不協和音すら楽しみたい。


予想がつくような展開じゃ面白くない。


心臓を止めるようなドキドキ、壁をぶち抜くような勢い、空を駆けあがるような爽快感がほしい。


(難易度高いなぁ)


なのでこちらも渾身の力をこめて、読者さんの横っ面張り倒す勢いで話を投げます。


「どうりゃああぁっ!」


そのぐらいやってようやく、「面白かったです。次も楽しみにしてます(きゃっ」という言葉がもらえる気がします。


なので人気作家さんほど容赦なく、読者さんにギャアギャアと悲鳴を上げさせます。


さんざん叫んだのに、降りたら「またあれに乗りたい」と言わせる絶叫マシーン。


読者さんの阿鼻叫喚……まだまだ私は修行が足りないなぁと思いつつ、頑張って振り回してます。


そーれっ!(ぶーん)


もぅいっちょ!(ぶーん)


……そんな感じです。


いつでも全力投球ですが、振り回すのも体力使います。


たまに力尽きてへばってます。(ダメじゃん)


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