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とりあえず何か書く  作者: 粉雪@11月1日コミカライズ開始!


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なろう生活、たったひとつの後悔

なろう生活を楽しんでいますが、たったひとつだけ後悔があります。


前回、「読み専だった時は作家さんと交流を持とうとは思わなかった」と書きました。


今も人見知りですが、わりと積極的に話しかけています。


それにはひとつ、後悔がありまして。


私と同じ年にデビューした作家さんがいました。


デビューは私が先でしたが、その方のほうがなろう歴は長く、元々好きな作家さんでしたから、書籍化が嬉しくて見守っていました。


話しかけるなど恐れ多くて(読者心理)、ホント見守るだけで。


同じ時期に新刊が発売されて、Amazonのランキングで近くに並んだら、記念にスクショ撮って自分の宝物にしました。


「いつか何かの折に話しかけられたらいいなぁ」とのん気に考えていました。


書籍も順調なようで、なろうでの執筆も活発にされていて、新しいお話を読むのが楽しみでした。


ところがデビューして1年もたたないうちに、その方は急逝されたのです。続巻も決まって、これから……という時に。


そのひと月前に私もぶっ倒れて救急車で運ばれたので、訃報に接した時は他人事とは思えませんでした。


(私の場合はたいしたことはなく、点滴受けてその日に帰宅しました。それ以降は気をつけてます)


やっぱり本が出版される時は、誰でも張り切りますし、体には想像以上に負荷がかかります。


本を作っている最中の大変な時より、発売直後のホッとする時期のほうが要注意なのです。


何か伝えられることがあったんじゃないか。


作業の大変さを分かっているからこそ、気遣えることがあったんじゃないか。


たとえ話しかけていたとしても、何もできなかったかもしれないけれど。


(あぁ、でも……『大好きです』ってちゃんと自分の言葉で伝えればよかったなぁ)


その作家さんに一度も話しかけなかったことを後悔しました。





その反省もあって、今はむしろグイグイ行ってます。


想いを伝えるために言葉はある。だからどんどん言葉にしていこう。


あとは……物語を完結させる責任というものも強く感じて、体調管理にはより気を使うようになりました。

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