ネット大賞、セカンドチャンス企画に応募しています
ネット大賞の2次通過された皆様、おめでとうございます!
え?私は1次で落ちましたよ。初参加だしそんなもんでしょう。
でも学園祭みたいなお祭りだと知ったから、来年はもっと積極的に参加したいです。
今回、私の本命はネット大賞そのものではなく、12月末に発表されるコミック部門セカンドチャンス企画、これに『魔術師の杖』を出しています。
本命も本命、大本命のウチのトラの子です!(代表作だし)
それがたったの10万ポッキリでコミカライズできるんです!
どうでしょう、今なら書き下ろしSSも、好きなだけおつけしますよ!
何でこんなことになったかというと。
『魔術師の杖』がお世話になっているレーベル、今のところどのタイトルにもコミカライズの声がかかっておりません。そして特にアテもないです。
作者も無名ですが、創刊したばかりのレーベルも無名なのです。
つまり私たち……どこからも認識されてない⁉️
みんな、がんばろうね!(血涙
だから長編を書こうとしている皆さんは覚えておいてください。
『長編は最初から決めないかぎり、コミカライズは難しい』
長い話はそれだけ手がけてくれる漫画家さんを拘束することになるため、「やります」と手を挙げてくれる漫画家さんや出版社を探すのが大変なのです。
私もそれを2年前に知りたかった……いや、最初に気づけ……でも書くの楽しかったし別にいいです。
困っていたら「粉雪さん、セカンドチャンス企画に応募したらどうですか?」と、なろうの作家仲間さんが教えてくれました。
なろうの作家さん、みんなしっかりしてらっしゃるというか、粉雪がボーッとしているというか、いろいろ親切に教えてくださいます。
「や、でもこれ……打ち切りになった本の救済措置的なものでは……『魔術師の杖』は対象外では?」と、最初は思いました。
でもよーく読むと「コミカライズされてない作品」で、「出版社の許諾を得ているもの」なら応募できそうな気も……。
とりあえず編集長に直訴して関係各位に確認をとり、応募は問題ないことが分かって、同じレーベルの有志で参加しました。
誰でもいい……チャンスをつかめば、それが突破口になって道が開けるかも!
運良く手を挙げてくれる所があったとして、あとは出版社同士の協議次第ですからどうなるかは分かりませんが、結果はオープンなので、見守ってやってください。
今回落ちても『出版社許諾済』ですし、セカンドチャンス企画があるかぎり毎年応募します。
だから何年経ってもコミカライズが決まらなければ。
長編を書こうとしている皆さんは、くれぐれも肝に命じて執筆しましょう。
『長編は最初から決めないかぎり、コミカライズは難しい』
ところで私が長編を書きだした理由。
どこかでワンピースの漫画家さんがこんなことを言ってました。
『長編には描いている者にしか分からない楽しさがある』
「へー、楽しいんだぁ。やってみよ」
それだけです。別に「超大作書きたい!」とか思ってません。
理由は「楽しそうだったから」です。
でもあっちは漫画でした。
くうぅ、文字だけの長編にコミカライズは遠いのです。
【結果報告】
作家さんたちで力を合わせてアピールした結果、なんと1人話が決まりました。レーベルから初のコミカライズ……突破口が開きました!
『魔術師の杖』は残念!個性豊かなイケメンにドラゴン、メカ(魔道具)も描ける方となると……難易度高いですからね。また来年応募します!
【結果報告のさらに4カ月後の報告】
昨年12月に「また来年応募します!」と書いておきながら、何ですが……今年の応募は見送ることになりました。なんとマッグガーデンさんからのオファーで『魔術師の杖』のコミカライズが決定!
WEBコミック『MAGUKAN』にて月刊連載されることになりました!
去年のもがき様は何だったんだろう……というぐらい、一気に決まりました。
(あまりにグイグイすぎて、私の方が尻込みしたぐらいです)
せっかく決まった話ですから、焦らず準備は慎重にやろうと思います。
で、長編を実際に書いてみた感想。楽しいですよ。7巻まで出してようやく見えた景色があります。それは凄いとか楽しいとかではなく、「あぁ、見えるのはこういう世界なんだ」という感慨に近いです。
ネット大賞初参加……『魔術師の杖』を書き始めたのが6月29日で存在を知らず。翌年の5月には本が発売され、ずっと続きを書いていたため、参加する機会がありませんでした。
来年はちゃんと何か書くつもりですが、忙しかったら『とりあえず何か書く』にタグつけるかも。





