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続き物のつらさと面白さ

私の文章はノリと思いつきで書いているだけで、たいしたことはありません。なろうにはもっと上手で話の面白い作家さんがいっぱいいらっしゃいます。


連載している『魔術師の杖』は誤字報告やご指摘をいただいたり、校正の手がはいることで書き方を変えてみたり……そのまま私の成長の歴史のようなものです。


3年やってきて文章も少しずつマシになりましたが、何も考えずに書いた1巻がいちばん面白いのでは?……と感じることもあります。


当たり前ですが、続き物は1巻がいちばん読まれます。読者さんが続きを必ず読んでくださるとは限らず、どんな話も1巻を超える事はありません。


そのままでは巻が進むにつれて、どんどん読者さんは減ります。


ではどうするか。


新刊が出るたびに新規の読者さんを獲得すれば、最新刊を読む人数が減ることはありません。


だから3巻を出すときは、1~3巻全部を一気に読ませ、7巻を出すときは7冊すべてを読ませるつもりで準備します。


どんな作品もまずは最初の1冊を売る。そして少しずつ世の中に広まっていく。


でもそんなのは読者さんが決めること。実際どうなるかは発売してみるまで分かりません。毎回、真剣勝負です。


理想は元からの読者さんが次も読んでくれて、なおかつ新しい読者さんが手にとってくれる……それが『売れる』ということ。


出版社は最新刊だけでなく、既刊の動きも見ています。


どの作家さんもそれなりにプレッシャーなのではないでしょうか。


それがつらい……と思うことも、面白い……と感じることもあります。

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魔術師の杖シリーズ
― 新着の感想 ―
[良い点] お疲れ様です! >何も考えずに書いた1巻がいちばん面白いのでは?……と感じることもあります。 これ処女作が一番面白いってことに近いのかも。 いまだに書籍化したことのない七生ですが、書籍…
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