表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢となれ  作者: 國生さゆり
2/8

夢となれ 2


おはようと空がいう。

寝不足の頭で見上げた色は、青く、無防備だった。



ウソは言わず、人を信じ、人に頼り、見るものを探る。

正義は己の価値観だとわきまえ、慎みを剣にして、道徳心で争いを遠ざける。



少しの憂いと優しさを身に置いていれば、感謝の日となるだろう。



誰かから受け取った常識は、瞬間という一喝の時でか、

芽生えた愛の聖魔でか、

我がもの顔で勝手をうたす。



魔は容赦がない。



見たものしか信じられず、見たいものだけを見る。

守るために無言を通すは嫌悪を根付かせ、正とする為に惰性とたわむれる。



深々と降る雪に凍るか

静かに差す日差しとなるか

狭間風に震えるかは、自由だ。



自分次第で時はくる。

今日の一歩が道筋を定める。

未来はまだ決まってはいない。



生きるは、発育の修行なのだから。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 最後の四行にしびれます! 私も日々これが最後だと思って生きています。 現実を穿ち夢に刃が届くかはわかりませんが、やるしかないですからね(≧▽≦)
[良い点] カッコいい! ほんと素敵で男前な詩ですね! [一言] さゆちゃんの心の内を見せてもらったような気がしました!
[良い点] 心にガツンとくる詩ですね。 生きていく上での心構えというか、大事なことを教えてもらった気がします。 「生きるは、発育の修行」 この言葉がものすごく深いと思いました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ