世界観(システム)説明
〇神の区分について
世界には、神、亜神、小神、邪神、悪神の五種類の神がいる。
・神
神の区分で最も高位な存在。転移後の世界には4名しかいない。神となるには、以下の条件を満たす必要がある。
1.不老不死である
2.いずれかの能力の範囲が非常に広い
3.2で挙げられた能力の対象が人であり、好影響を与えるものである
4.人に対し友好的であり、決して傷つけることは無い
5.信仰を力に変えることが出来る
・亜神
神の次に高位な存在。二桁くらい存在する。以下、条件。
1.不老不死である
2.いずれかの能力の範囲が非常に広い
3.2で挙げられた能力の対象が人である
・小神
亜神の次に高位な存在。一つの町に必ず一人のみ存在する。以下の条件を満たす必要がある。
1.信仰を力に変えることが出来る
2.信頼できる人物である
3.ある程度の力を持つ
・邪神
神とは名ばかりで、位階には分類されない。なお、邪神とは悪であることを示すものではなく、神の能力の一部を持った神ではない何か、という意味。しかし、数は大して多くない。以下の条件のみ満たせばよい。
1.不死身である
・悪神
神に分類されるが、位階には分類されない。過去に存在したものはいるが、現在は存在しない。以下の条件を満たす必要がある。
1.不死身である
2.人に対し非常に攻撃的、または悪意を持っている
3.信仰を力に変えることが出来る
〇魔法について
この世界の人物は、その多少に関わらず魔力を持っている。ただし、多くの人物は魔法を使うことが出来ないので、魔法を使えるというのは、それだけでステータスとなる。
ちなみに、魔法が使えなくとも、持っている量に応じて魔法によるダメージを軽減できたり、羅生の死闘鬼衣のように、魔法とは別の形で使用することができるので、持っていて損は無い。
以下は、魔法の位階に関する説明である。
・ゼロ位階魔法
魔法が使えないものでも使うことの出来る魔法。一部を除くマジックアイテムが該当する。
・最低位魔法
魔法が使えるものと使えないものの差が出る位階の魔法。位階でいえばはゼロより上だが、実際は戦闘に使えるものでは無い。
・下位魔法
それなりの力を持つ魔法。魔法を使えるか否かという点以外は全く同じ強さの人物が戦った時、下位魔法を覚えてる人物の方が確実に勝つという程度には有用。
・中位魔法
相応の力を持つ魔法。中位魔法が使えると言うだけで、この世界の上位二割にはいる実力を持つ。相手の身体に直接的なダメージを与える他、鍵の解錠などが行える。
・高位魔法
かなりの力を持つ魔法。高位魔法を使うことができれば、魔法を職業に生かすだけで簡単に生活していける。
・上位魔法
高位魔法よりもさらに高位の魔法。魔法を使うことができる者の5%程度が到達することが出来る。非常に強力。
・最上位魔法
魔法を使うことの出来る人物が、努力すればたどり着くことが出来る境地の最終段階。闘技場で強者揃いの予選をそれなりに勝ち抜ける。
・極大魔法
魔法を使うことが出来る人物の中でも、特にセンスのある人物のみが習得できる孤高の境地。
・究極魔法
魔法の極致。全ての魔法の頂点に立つ位階。あまりに膨大な魔力を消費するため、詠唱無しに唱えることはほぼ不可能。
・神代魔法
ある一つを除き存在が確認されていない、究極魔法のさらに上位の魔法。使用されたことがほとんどないため、威力などは一切不明。なお、唱えられる資格に、神であるかどうかは関係ないと考えられている。