第15話 モンゴル戦争
2010年6月15日
ユーラシア大陸の国々と日本に激震が走った
突如、中華連邦軍は、モンゴルを攻撃したのだった
日本も満州も驚いた
モンゴルを占領したら、ロシアと接することになる
ロシアに宣戦布告する気なのかと誰もが思った
無論、ロシアも驚いている
東京
「状況は」
「衛星の情報ですとモンゴルサインシャントに連邦軍が進入、モンゴル高原付近まで、北上しています」
「満州共和国からの情報は」
「満州共和国では、未だ、満州共和国軍と中華連邦軍のにらみ合いになっています」
「海からの攻勢は」
「連邦空軍による、抵抗が激しくてうまくいきません」
「現代東洋のジャスパー、強すぎるぞ」
モスクワ
「中華連邦がモンゴルに宣戦布告しただと」
「すでに、向こうはモンゴル平原近郊にまで」
「ポーランド進行は中止、大規模な塹壕と防壁と対空陣地を建てて、一部の兵力をモンゴルに回す」
ベルリン
「中華連邦は、なにを考えているんだ、モンゴルを占領したらその先は、常任理事国のロシアなのに、まぁ、ロシアはポーランドに宣戦布告状態になっている今、モンゴルを守るために援軍を出さないといけないはぅ」
ロンドン
「よし、うまくいったな」
「しかし、バレたらモンゴル人から糾弾されますよ」
「英国紳士たるもの知力で戦うものだ」
イギリスが中華連邦にモンゴルを攻撃させて、ロシアを牽制するようにし向けた
ポーランドを守る策とは言え、やり方が汚い
7月4日
ウランバートル陥落
モンゴル政府はスフバートルに逃げた
だが、中華連邦軍はすぐ近くまで迫った
7月7日
ロシア モンゴル救援
中華連邦とロシアの戦争に発展した
この間にEUは、ウクライナ西部、ベルラーシ西部の奪回に成功し
EATOもベトナム全土の奪回に成功した
だが、7月10日
中華連邦が対露講話宣言を発表
モンゴルを両国不可侵国家とする宣言を採択
国境は開戦前とすること
発行は採択から4時間後と異例の早さだった
これにより、ロシアはすぐさま東欧へ、中華連邦は東部南部に戻った
被害者であるモンゴルは、中華連邦に賠償金請求をしたが
渡されたのは、英国国債(2万ポンド)と中華連邦通貨の元 2000万元だった
モンゴル政府は、一応これで、国土再建を進めたのだった
特に、中華連邦との国境沿いの要塞強化や人民の戦災保障に
ついでに、モンゴルに英国債を渡した話を各国が知ると
欧州以外の国々は、イギリスの関与を疑い問いただしたが
のらりくらりとイギリスはかわしていくのだった
続く
22、23話辺りで一旦、締めの悪い終結になる予定




