第10話 つかぬ間の平和
2008年
7月16日
新潟沖で中規模地震が多発
戦災の被害もあり、新潟港利用の船舶が 秋田や富山に移る
死者10名 負傷者2000人以上
8月15日
満州共和国 国連加盟
中華人民共和国 選挙制度改革を実施
中国は、致公党 工業農業党が連立破棄宣言を発表、さらに四川未来党、中華維新党が結党され、民主化が進んでいった
民主連盟と台湾自治民主党は、中華民国が大陸南部奪還時にあっけなく、共産政府を裏切り、中華民国に合流した
27日
中華人民共和国崩壊 チベット自治区が暴動革命を起こしたため
同日付けで、中華連邦政府が発足、中華民国と満州共和国に連邦合流を依頼
満州共和国、他自治区、中華民国台湾が合流に拒否
中華民国は了承
台湾は独立投票を10月実施を宣言した
自治区は
ウイグル自治区は、カザフスタンと合流
チベット自治区は、チベット共和国として独立した
残りは、連邦合流し省が小国となり、大都市は都市国家の形として
河南省の商丘を河南から分離し新首都中京となった
10月5日
統一日本政府 初代総理大臣 中泉進次郎が辞任
大規模な軍事攻勢と中越地震の復旧の指揮の遅れによる経済悪化の責任を問って
後任に 石生武雄幹事長が総理に就任した
7日
台湾独立投票が行われ、賛成多数で独立を宣言
中華連邦と中華民国は非難声明を発表
台湾政府は日本政府に独立支援の協力を要請
東京 首相官邸
「石生総理、どうしますか」
「本音としては、独立を認めたい、西沙群島や南沙群島、中沙群島の領有権問題に拡大させないためにも」
「確かに、尖閣諸島問題は、国際司法裁判で日本の領有が認められましたが、沙群島等の領有権問題は解決していませんからね」
「こっちは、石油資源関連条約が日高以外のEATO共同計画で団結したからな、第二次大文化革命後になって、中華民国が脱退したけど」
「我が国とアメリカは石油ではオブサーバーでの加盟ですからね」
「満州共和国が中華連邦への合流を拒否した以上、向こうは石油資源の獲得に必死だからな…こっちは、鉄の輸入先が増えているから良いけど(満州共和国から)」
「しかし、野党の民主共和党に未来維新党、社会共産党は、深い介入は軍国主義につながりかねないと言っていますからね」
「これで、Big3計画を発表したら、大揉めになりそうだな」
「Big3計画って、確かに技術等の観点では可能ですけど、EATO加盟国から危険視されますよ」
「だが、大和の寿命がどれだけ持つか、3年後には進水から70年になるんだぞ、前代未聞だろ、半世紀以上の戦艦が今も現役って」
「それは、長門も同じですけど」
「確かに、イージス武装してよかったのか疑問に問われた戦艦だったな」
「あれの場合も80年よく持った戦艦で、現役記録ギネスクラスでしたからね、それを塗り替えないまま、新造するんですか」
「正直、大和の維持費が馬鹿高いと言う意見が多くなってきてな、老朽化で正直大規模改修するか記念艦にするかの話も国防省からでているんだ、野党でも噂程度だが、民主共和党は、予備役に入れるべきだと言っているし、未来維新党は武装解除して民間に売却と言うし、社会共産党は記念艦にすべきだと、まとまっていない」
「大規模改修か予備役か記念艦ですか」
「確かに、民間に売っても買い手がつきそうにないし、下手したら、どこかの国の空母に転用されかねない」
「ですね」
「それ以前に、新潟州の復旧も急がないと」
続く




