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<<世界観>>


・ヴェーベ

 能力者教育機関であり、本土から離れた人工の島。帝国のほぼ全ての能力者がヴェーベに住む。

 中央管理局を中心に8区画に別れており、クラス別に教育機関が各地区に、初等、中等、高等教育機関が存在する。

 高等教育機関では、A級能力者は寮生活となり、怪人を倒すことによって貢献度を地区ごとに競っている。

 帝国本土へは、船かヘリに乗るしかない。ヘリポートが中央管理局にしかないため、一般的に船での移動が多い。

 船では、本土までは半日程かかる。ただし、能力者が本土へ行く時には申請書類などが多いため、能力者は基本的に依頼以外でヴェーベを出ることはない。

 そのため、本土では空飛ぶ車があると思っている人もいる。


・能力者

 人とは違った特殊な遺伝子を持ち、各々がもつ仮面を付けることによって、鎧をまとうことができる。

 A~D級までの貢献度により4段階に分けられ、帝国軍に入隊していない限り、ヴェーベに住むことが決められている。

 怪人を倒せる存在として、4・5人程度のチームを作り、特にA級能力者は怪人に関する依頼を受け、怪人を倒して生計を立てている。

 帝国本土では、その様子からヒーローと称されることも多い。


・属性

 能力者各自が持っている能力。

 通常は1種類。

 属性そのものの強さもあるが、クラスが上がるごとに複数の種類の属性を持っている。A級では基本的に2種類持っている。

 3種類になれば珍しく、全種類は史実上片手で数えられるほどしか確認されていない。



<<キャラクター>>


ルーチェ・S・デルニーニョ

 ウミナメ事件の際に、拓斗たちに救われた少女。

 連合諸国統制研究機関局長の娘であり、ハーフ。生まれてからずっと帝国に住んでいたため、言葉はちゃんと話せる。拓斗たちに護衛を依頼するためにやってきた。

 最初こそ、拓斗たち能力者はヒーローというイメージが強く、緊張していたが、拓斗たちといる間に、普通の人だと思い始め、むしろこの人たちが大丈夫なのかと心配し、チームの常識人ストッパーになりつつある。


四柳拓斗(しりゅうたくと)

 仮面 :カラス

 鎧  :黒(軽装で忍者のよう)

 掛声 :レボリューション

 武器 :小刀・ブーメラン

 属性 :雷・闇(隠れる能力や存在感を減らす能力など)

 出身 :南西地区

 楽器 :ギター・ボーカル

 自称、チームのスター。

 スターで目立ちたいというわりに、能力は隠密に優れている。「物事は強弱だ!」という自論の元、能力に対して不満は一切ない。

 圧倒的に頭が足りず、3歩歩かずに、3文字喋れば物事を忘れられるのではないかと噂されている。

 ただし、隠密能力に加え、雷属性による高速移動のおかげで、貢献度の高い救助をチームの中で最も行うことが多く、そのおかげで和樹に貢献度で勝っている。

 自他共に認めるトラブルメーカー。「おもしろいこと(トラブル)には突っ込んでいくもの」と豪語している。それどころか、自分がトラブルになっていることも多い。

 人と仲良くなる能力が高く、挨拶を交わした次の瞬間には、十年来の友のようだと言われるレベル。

 ギターを含め、音楽が好きであり、幼いときからミュージシャンを目指し、高等教育で出会った4人にバンドに誘い、現在も人気はないながらも活動をしている。

 常日頃から、ギターを身に付け、隙あらば弾く。家事はもちろんやらない。ただ、港町出身であるため海産物には詳しく、魚を捌く必要がある時は買って出る。


後藤和樹(ごとうかずき)

 仮面 :西洋の兜の前面のようなもの

 鎧  :白・黄(西洋の甲冑)

 掛声 :変身

 武器 :槍・盾

 属性 :水・防

 出身 :南東地区

 楽器 :ギター・ボーカル・作曲

 チームの守りの要。

 大きな盾を持ち、防御力の低い木在や拓斗に向かう攻撃を防ぐことが多く、怪人に対して攻撃ができないことが多いため、貢献度は低い。

 しかも、拓斗よりマシではあるが、3歩歩けば物事を忘れるレベルの頭。

 水の能力は使えるものの、足元が滑りやすくなるという(自分を含めて)文句がよく言われるため、あまり使わない。

 何故か、拓斗のやることに同調してしまうため、トラブルを起こすことが多い。

 ただ、拓斗ほど常識はずれのぶっ飛びかたをしないため、他が暴走しだすと抑える側に回ることもある。

 ギターはそれほどうまくなくエアーの時も多い、基本的には作曲がメイン。

 祖父と2人暮らしだったため、休みがある帰ることが多い。家事は基本やらないが、手伝ってと言えば手伝ってくれる。



日向遼太(ひゅうがりょうた)

 仮面  :鬼

 鎧   :赤(和風な甲冑)

 掛声  :モデルチェンジ

 武器  :斧・金棒

 属性  :震・火

 出身  :北地区

 楽器  :キーボード

 チームの書類上のリーダー。本人曰く、大人な雑用係。

 問題を起こすことが多々あるチームであるため、ことあるごとに中央から呼び出されるが、もはや呆れられているのと持ち前の屁理屈でペナルティを減らしている。

 武器が二種類あるなど能力の都合上、前線に出てることも多いが、器用貧乏にマルチな仕事に加え、頭がいいため、貢献度はチーム1イ。

 ボードゲーム含め、ゲームが好きで、初等教育の時から既にボードゲームの大人部門での準優勝をするほどの腕前。

 戦術については、飛び抜けた才能を持っており、チームでは参謀に位置している。計画的イタズラに最も関与している(首謀者であることが多い)

 家事全般をめんどくさがって、他に任せているがあまりひどい状況だとやったり、気分が乗ると手伝うこともある。


古河木在(ふるかわきさら)

 仮面  :幾何学模様

 鎧   :緑

 掛声  :装着

 武器  :杖

 属性  :氷・風・腐

 出身  :西地区

 楽器 :ドラム

 チームで唯一の中距離攻撃が可能な存在。

 救助、援護、トドメ、攻撃と、色々なことに対応できるため、貢献度はチームで2位。

 近距離で戦うことはないため、チームの中では最も体力がなく、運動神経も悪い。そのため、険しい道の場合、弥に抱えられていることが大半。

 自他共に認めるマイペース。自称、拓斗、和樹、遼太の3人の暴走を止めている。

 「これがお父さんの気持ちか」といっているものの、トラブルを「ヤベェ」の一言で済ませることがある。しかも、本人もトラブルを無自覚に持ってくることがある。

 家事、特に料理当番は弥と交代で行う頻度が高い。


湊弥(みなとやよい)

 仮面  :ゴーグル

 鎧   :青(軽装の拳闘士)

 掛声  :特になし

 武器  :手甲・付加結晶

 属性 :付加

 出身 :北東地区

 楽器 :ベース

 チーム最強。チームどころか、能力者の中でもトップクラスの実力がある。しかし、怪人を倒すことよりチームの意見を重要視するため、戦わないことも多々ある。

 付加属性の中でも、どの属性も使える珍しい体質であるため、昔、期待の新人として話題になったこともあった。

 ヴェーベには母親がついてきたが、初等教育の初期に期待の新人として話題になったことで仲違い。家を追い出されたところ、蒼哉と赤哉に拾われ、高等教育までの間、一緒に暮らしていた。

 普段は口数が少ないが、決してテンションが低いわけではなく、表情に出にくいだけ。イタズラが好きなこともあり、突然驚かせるようなことをやることがある。

 家事は当番であればしっかりこなす。


遠内伸元(とうないのぶちか)

 仮面  :西洋の兜の前面のようなもの

 鎧   :黒(西洋の甲冑)

 武器  :大剣

 属性  :切断・飛行

 出身  :北地区

 拓斗世代のA級トップであり、特A級チームのリーダー。通称”空番長”

 帝国軍に志願しており、最も入隊が近い人間と噂されている。

 遼太の実力を認めているが、拓斗たちの実力を認めているわけではない。正直、なぜ一緒に仕事しているのか謎。

 

・後輩組


鏑木蒼哉(かぶらぎそうや)

 鎧  :青

 武器 :ナイフ・ワイヤー

 属性 :操・硬

 出身 :北東地区

 能力者教育機関ヴェーベ、局長の長男であり、現北東教育機関のA級チームのリーダー。

 次期局長候補であるため、利用したり裏切ったりしようとする人には容赦しないし、裏をかかれないように規則を遵守している。

 怪人を倒すことや一般人を守ることが第一ではなく、能力者の保護を第一に考えることが多く、弥の保護はその結果。

 ただ最近では絶対に裏切らない弥を実の姉のように慕いつつ、無理難題などふっかける相手には圧力をかけるので、拓斗たちには「魔王」と呼ばれている。知らない人には優しくて強いと思われている。

 両親曰く、他の能力者より家族や仲間、先輩を優先するようになり安心した。(by赤哉)


鏑木赤哉(かぶらぎせきや)

 鎧  :赤

 武器 :ナイフ・ワイヤー

 属性 :操・硬

 出身 :北東地区

 能力者教育機関ヴェーベ、局長の次男。

 双子の弟を気にしてか、かつては蒼哉と対決することも多かったが、遼太にオセロを全面染められからライバル変更。いつか遼太に勝ちたいと思っているが、勝てる気配がない。

 ゲームであれば、なんでも好き。

 アカ・アオのあだ名は昔使っていたもので、蒼哉と弥の3人になった時だけ使うようにしているが、動揺すると出ることが多い。


宇佐美白菜(うさみしろな)

 鎧   :白・黒

 武器 :ナイフ

 属性 :波

 出身 :北西地区

 完全後方支援の能力者。戦うなら動物などを使役するしかない。

 ただ対人において、優れているので、本土からは引く手数多。裏切られる前提というのは、気に入っていないが諦めはついている。

 名前を間違えられても、毎回ちゃんと訂正する。が、聞き入れてはくれない連中ばかり。怜子にどこか似た空気を感じている。

 初期は、蒼哉と同じような利用できるものは最大限利用する考えをもっていたが、長く一緒にいたせいか、少し仲間に対しては甘くなった模様。


尾飾桃太(びしょくももた)

 鎧  :桃

 武器 :槍・盾

 属性 :爆・防

 出身 :北東地区

 後輩チームのお母さん的ポジション。料理がプロレベルで、よく拓斗と和樹からたかられる。

 昔からプチトマト程度は育てていたが、高等教育に入ってからいろいろな野菜を育てるようになり、食べ物も自家製のものが増えてきて、若干白菜が引き気味。しかし美味しい。

 おおらかな性格で怒ることはあまりないが、案外大雑把な面があり、たびたび白菜や拓斗たちを驚かせる。(蒼哉、赤哉、遼太は大雑把な面に関して驚くことはない。3人曰く「弥がはしゃいだ時の方がヤバい」)


・その他

陸奥怜子(むつれいこ)

 属性  :癒

 北東地区高等教育機関A級の教師であり顧問。

 何故かまともに名前を呼んでもらえない。既に慣れてしまい、たまに訂正をし忘れ、白菜に訂正されることも増えてきた。


長老

 帝国独立諜報機関の長。

 能力そのものはないが、身体能力が高い。それこそ、通常の能力者であれば倒せるレベル。

 帝国に利する者へ手を貸す。

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