いきなりぶっ倒れたら、そりゃびっくりするよね!
第四話です。
これからハイペースで物語は進んでいきます。
ふわ~あぁ……あ、どうもみなさん。おはようございます。謡真どす。
確か………そうだ、博麗神社に来て、ぶっ倒れたらしいな………この有り様だと。
「あ、起きた。おはよう謡真」
「おう。おはよう。悪かったな、運んでもらって」
「いいのよ。久々の客よ。一名除いてね」
「除かれたのは私か?」
「あんた以外に誰いるのよ」
「そうだな。私は霧雨魔理沙。魔法使いだぜ」
「俺は………」
「藤堂謡真………だろ?話は聞いてるぜ」
「てことは、能力も………?」
「もちろん聞いてるぜ」
そう話しているときだった。
「ふわ~あぁよく寝た」
「お、起きたみたいだな」
遊佐と結羽が起きたようだ。
「霊夢?いいか?」
「構わないわ。ぶっぱなしちゃって」
「じゃあ遠慮なく。恋符 マスタースパーク!!!」
「ダニィ!?何でうった!?くっそ!この距離じゃ!」
マスタースパークが遊佐と結羽を襲っていく!!
「い、嫌ァァァァァァァァ!!!来ないでェェ!!」
結羽は叫ぶ。
なあ、結羽?お前のクールな印象ぶち壊しだぞ。
このタイミングでそれはないだろう。
と、思ったら?
マスタースパークが消えた………
「えェェェェェェ!!!消えた………だと……?」
「昨日徹夜してあなた方の能力を調べさせてもらったわ」
話を聞けば、結羽は
『分解する程度の能力』とのこと。
「悪かったな、いきなりぶっぱなしちゃって」
「はあ、はあ、いや、いいわ。」
相当疲れてる様子だ。
「じゃあ、遊佐は?」
二人能力を持っているのに、遊佐だけないはずがない。
「あのこは、確証はないけど、精神に干渉するタイプの能力を持っているわ」
「他の人の、か?」
「そうよ。例えば、動かしたい人を動かせるわ」
す、すげぇ………俺の能力より全然すげぇ
「まあ、百聞は一見にしかずよね。実際にやるわ」
霊夢は遊佐のもとへ向かった。
「この人が、ここに来るって念じてみて?」
おい、俺の時よりはるかに口調柔らかいな、いや、割りとマジで。
「こ、こうかな?」
遊佐は緊張している感じだ。
~10分後~ キーンコーンカーンコーン
「今、学校のチャイムが聞こえた気がしt「そろそろ来るはずね………」
「俺、どんどん扱いひどくなってない!?」
「だって謡真だもん」「そうだね。謡真だもんね」
やっぱめっちゃなめてんなこいつら………
その時だった………
「誰?私を呼んだのは………」
一体誰が訪れたんでしょうか!
次回も是非読んでほしいです!
あ、ちなみに、四話開始時点の時刻は午前9時頃です。