休日は暇潰しのお陰で完全に消え去る
小説初挑戦です。なにもかもよくわからない初心者なので問題点等あったらご指摘頂けるとありがたいです。 よろしくお願いします。
画面の前の皆様。初めまして、藤堂謡真と申します。
ちなみに、そこいらに普通にウロウロしているような典型的な高校生でございます。
今日は部活もない暇な休日。
友達と遊びに行って、帰るところ。うん。楽しかった。
「謡真?なに変なこといってるの?画面の前?」
こいつは十文字遊佐。中学2年生の友達。女子。
「気にしなくていいよ遊佐。謡真はいつも変だから。」
この俺のことをなめてるやつが明天夜結羽。同じく中2女子。
「お前………なめてんだろ。俺のこと。」
「当然」「なめない人いない。」
ひどい話だ。
いつもこんな感じのことを言われる。全く………
「ねー謡真ー暇ー」
俺としてはどうでもいいが、暇潰しでもするのは悪くない。
「仕方ない、しりとりでもするか」
明らかに『2人』の目が輝く。
「じゃあ俺からな、しりとりのり」
~10分後~ パッポーパッポー
「お、お、おだと?えーい!お湯!!!」
俺達は、誰も失敗せずにここまでやっている。
次は『ゆ』という明らかにめんどいやつ。遊佐の番だ。
「ゆ、ゆ、ゆぅ?あるのこれ?」
「いや、あるだろ。自分の名前とか」
「そんなこといえないでしょ!ならば、ゆかりごはん!」
その瞬間だった。
「あ、やった俺らの勝t「誰だ私のことをごはんと言ったやつはァァァ!」
なんか、時空が裂けて、その中から女性が出てきた。
「なあ、誰?」「し、知らないよ!」
「見知らぬ人に関わってはいけないわ。帰りましょ」
…………
「おい!」「で、結局あんた誰?」
……………
また、長い沈黙。
その沈黙を打ち破るかの様にその女性は
「私のことをごはんと言ったな?」
答えは当然
「イ、イイエ、ダレモイッテマセン」
しかし彼女はこのようにかえす
「言ったんだろう………?」
一見何気ない一言だが、イラストでいう顔の上半分が黒塗りされてる笑顔だ。
「ヒイッ!!!」
遊佐は、威圧に押されて………
「ごごごごごごごめんなさいィィィィィ!!!」
完全に涙目になっている二人。
「そうか、言ったんだな?」
「イイマシタホントウニゴメンナサイ」
その瞬間だった。
時空が裂けたかと思うと、俺たちはどんどん吸引されていく!
「うっ!なんだこれ………」
俺はその言葉を発することで精一杯だった。
「くそっ…………ごはんの…………名前で……だと………?」
そう言うと、俺達の意識は闇にとけた…………
第一話、いかがでしたでしょうか?いきなりキャラ出てきましたが、暖かい目でみてやってください。
冒頭にも書きましたが、問題点等あったらご指摘お願いします。それでは第二話もお楽しみに!