白蓮の白夜な一日
…ある日の朝…
「そうだ♪白夜の行動観察でもしてみましょう♪」
白蓮は何故か上機嫌だった。
…命蓮寺縁側…
ずずっ…
「ふぅ…、今日も平和だ」
今日も何時も通り…だと思ったのだが…
じぃ〜…
後ろから白蓮が見ている気がする…
チラッ
すっ
振り返るとすぐに隠れてしまう、
ひょこっ
前を向くと出てくる、
朝からずっとこんな感じだ…
「なぁ…白蓮?」
「はい?」
ひょこっ
「なにしてるんだ?」
「白夜の観察」
「いつまで続ける気?」
「今日一日♪」
「さいですか…」
今日は落ち着かない一日になりそうだ。
…昼…
じぃ〜…
朝からずっと白夜を見てきたけど…、
「やっぱり格好いいわぁ〜///」
たまにはこんな日もありだと思った、
「な、なぁ…白蓮?」
「はい?なんですか?」
ふいに彼から声をかけられたので返事をする、
「食事中くらい凝視するのはやめてもらいたいだが…」
「あっ…ごめんなさい///」
ついついみとれてしまっていたわ…
…夕方…
「ばぁ!!」
「よう小傘」
「なんで驚かないの〜;_;」
「気配でわかるからな」
ぽんぽんと彼は小傘の頭を優しく叩いていた、
「いいなぁ〜…」そういえば最近と言うか再会してからあまり甘えて無いわ…、
………決めた、
「夜は一杯白夜に甘えましょう♪」
…夜…
〜夕食後の命蓮寺縁側〜
「〜♪」
「白蓮?」
「なんですか?」
「どうした急に?」
「再会してからあまり甘えて無いので甘えたいなぁ〜、と思いまして♪」
「そういえばそうだったな…」
ギュッ…
「ひゃっ!!どっどうしました?」
「いやぁ…、再会してから数えるくらいしか抱きしめて無いからな…」
「ふふっ…、同じ様な理由ですね♪」
それから寝るまで?と言うか寝てからも白蓮は甘え続けた。
〜これを見ていた命蓮寺メンバー〜
「「「「ブラックコーヒーを下さい」」」」
口を揃えてこう言ったそうな…