雲のすき間
疲れと情けなさを
引きずりながら西へ
車を走らせる
アクセルを踏み込む右足も
気持も重たい
空には雲が浮かび
雲のすき間から西日が
フロントガラスを照らす
太陽は頑張ったと
励ましてくれてるようで
何があっても空は変わらずに
存在して
地球は回り必ず夜を向かえる
暗闇に包まれても
必ず夜明けがくる
光で世界が照らされる
暗闇は夜明けを楽しみに
する時間
暗闇で足元が見えないなら
立ち止まって休めばいい
足元が照らされたら前進の合図
気楽に進む