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#001~#010

※松戸神社

 戸定邸の近くにある神社。

 日本武尊が祀られています。

 寛永三年(1626年)創建時には御嶽大権現と称されていましたが

 徳川水戸家からの奉納品も多く納められこの地の総鎮守として、

 明治維新以降松戸神社と呼ばれるようになったようです。

 正式に改名されたのは明治15年ともいわれていますが、古くからこの界隈は

 「松戸宿」としてにぎわっていたそうです。

 

※松戸神社御神木

 徳川光圀(水戸光圀、水戸黄門で有名、徳川家康の孫)が

 徳川綱吉の「生類憐みの令」を批判して鷹狩りをしていた時に、

 現在の松戸神社の左側にある銀杏の木(御神木)に白鳥(鵠)がとまっていて

 弓で射ようとすると弓手は動かなくなり、弓も真っ二つに折れてしまったそうです。

 日本武尊を祀る神社には白鳥が舞いりたというお話が多くありますが

 日本書紀によると日本武尊が崩御された時、

 白鳥となって陵から飛び立ち天に向かったとあります。

 面白いですよね。

 ちなみに水戸光圀公の折れた弓矢は松戸神社に奉納されたためお社に飾ってあります。



※戸定邸と徳川昭武

 千葉県松戸市にある徳川水戸家11代 徳川昭武の別邸

 パリ万博に将軍の名代で訪れナポレオンに謁見した折

 幕府と天皇家の説明を端折ってプリンスと紹介されたため、プリンス昭武としても有名です。

 戸定邸庭園はフランス留学の際の知識がおりこまれているといわれています。

 最後の将軍 徳川慶喜の実弟にあたるため、ここには慶喜も多く訪れたそうです。



※アレクサンダー・フォン・シーボルト(Alexander George Gustav von Siebold)

 シーボルト事件で有名なフィリップ・フォン・シーボルト( Philipp Franz Balthasar von Siebold)

 の長男。12歳の時に父とともに来日、ロシア海軍の通訳、英国公使館通訳を経て

 明治3年から明治政府のお雇い外国人になりました。明治10年母の死で帰国、弟を伴い再来日。

 明治政府に多大な貢献をしました。日本赤十字創設にも深くかかわっています。


※フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト( Philipp Franz Balthasar von Siebold)

 アレクサンダーの父

 1823年、鎖国時代の日本の長崎に来日して鳴滝塾という西洋医学(蘭学)を伝えた偉人ですが

 国外持ち出し禁止の日本地図などを持ち帰ろうろしたために国外追放に(シーボルト事件)。

 欧州に日本学を広め、30年後息子のアレクサンダーを伴って再来日しました。

 日本人妻 楠本瀧との間に楠本イネ(オランダお稲)がいます。

 イネは異母兄弟であるアレクサンダーやアレクサンダーの同母弟ハインリヒとも協力して

 仕事をした記述があるので仲が良かったようです。




※廃刀令

 明治9年

 大礼服並軍人警察官吏等制服着用の外帯刀禁止の件(たいれいふくならびにぐんじんけいさつかんりとうせいふくちゃくようのほかたいとうきんしのけん、明治9年太政官布告第38号)は、1876年(明治9年)3月28日に発せられた、大礼服着用者・勤務中の軍人や警察官吏以外は刀を身に付ける(=武装する)ことを禁じる内容の太政官布告。略称として、廃刀令または帯刀禁止令。

 

 と、wikiに書いてありました。

 明治11年が舞台の某浪漫譚でも主人公が帯刀しているので、

 ご都合主義という事でよろしくおお願いします。


※亀有香取神社

 鎌倉時代に建立された神社で、当時は亀無という地名だったようです。

 スルメの「スル」が縁起良くないのでアタリメと呼んだり

 梨の「ナシ」が縁起を担ぐところではありのみと呼ばれているのと同じで

 亀無が亀有と変わったそうです。

 香取神社の総本山は千葉県香取市のようですが、松戸神社から歩いて行けないと困るので。。。

 たしか実写版のこち亀でもこの神社がでてきました。




 


10/29 エピソードを追加しました。

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